2015年01月21日

やっと見つけた最強の足下暖房

自分の仕事場はいわゆるデザイナーマンション系のコンクリート打放しのおしゃれな建物なんですが、冬はめちゃくちゃ寒いです。備え付けのエアコンでは全然足りません。特に机の下の足がめちゃくちゃ冷えます。補助暖房器具をいろいろと試行錯誤してようやくベストに近い組み合わせが見つかったのでご紹介します。

まず、足下暖房としてすぐ思いつくのはホットカーペットです。もちろん持ってますが、床がコンクリートなので熱が床側に逃げてしまうのかイマイチ暖かくありませんでした。そもそも、ホットカーペットってそんなに熱くなるものではなく、ほんのり暖める用ですよね。通常よりワット数の大きい強力タイプみたいのがないかと思っていたのですが、どのメーカーもワット数はほとんど同じです。低温やけどのリスクを考えてということなんででしょう。

それからよくあるパネルヒーター型、これはホットカーペット以上に寒いです。

扇風機形状のハロゲンヒーターは試したことないですが、机の下にハロゲンヒーターを置くのは安全面でちょっとはばかられますね。同様の理由で電気ストーブも却下です。

カーボンヒーター型の電気ファンヒーターは暖かいことは暖かいのですが、常時、熱風が足にあたっていると逆に辛いです。音がうるさいのもちょっと気になります。

電気膝掛けは比較的安くてそこそこナイスです。自分は下の製品を買って愛用しています。ただ、これでも足先の冷えはどうしようもありません。

足先の冷え用に、電気スリッパみたいな形状の商品がありますが、昔持ってて、足が動かしにくて非常にウザかった記憶があるので、今回は検討対象にしませんでした。

ということで、足先用に今回買ってみたのがこのフットヒーターという商品です。

こたつのヒーターのようなものの上に足を直接乗っけます(風は出ません)。十分暖かいですし、足を自由に動かせるので楽です(ちょっと熱いなって時に一瞬足を離しておけます(もちろん、温度調整はついてますが))。前述の電気膝掛けと組み合わせるとかなりナイスで、エアコンなしでいける感じです。

posted by kurikiyo at 15:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2014年06月01日

オルガンライブ(5/25)無事終了です

5月25日に小岩のBACK IN TIMEで、この場所では2回目となるオルガンライブ(&ジャムセッション)をやりました。

自分は、この日仕事入ってた直後だったのでちょっとしんどかったですが、まあそこそこの演奏ができたんじゃないかと思います。ご来場のみなさまどうもありがとうございました。

Photo: ライブ無事終了です 今回は昼に大学で教えてた直後だったらからちょっと精神的に疲れてて個人的なミスが多かったどうもすんません 次回ここでやるのはたぶん7月頃

終わった後みんなで近所のビックラーメンという店にラーメンを食べに行きました。すごくおいしかったです。夜11時以降のラーメンは危険だけどたまにはいいかな。

Photo: ライブ無事終了 終わったあとでみんなで盛り上がって 11時過ぎてるのにメンバー全員(女子含む)でラーメン食べに行きました 学生かー

次回は7月くらいにできればよいなと思っています。

posted by kurikiyo at 22:12| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記

2014年05月14日

下北沢でのオルガントリオライブ終了です

このブログでは告知し忘れましたが、5月12日(月)に下北沢のCafe KICKというお店でライブやりました。今回はギターがスケジュールの都合がつかなかったのでで、オルガン+ドラム+アルトサックスのトリオで。よくある編成ですけどギターがいないとオルガンソロの時のコードバッキングがないのでちょっと心細いですね。まあいろいろとミスりましたがなんとか良い結果を出せたと思います。演奏の様子をちょっとだけ動画にしました。

次回は前々回と同じく小岩のBACK IN TIMEで5月25日(日)の19時半からです。こちらはギター入ります。ラストセットはジャムセッションにします。お時間有る方是非!

140525 Flyer

こちらはわざわざ作ったCM動画クリップ(1分版)、とりあえず白黒にするとアーティスティックになりますね。

2014年03月29日

Chris Potterがまた伝説を?

Chris PotterによるAll The Things You Areのアカペラデモ演奏がYouTubeにアップされ、その完璧なテクニックによってジャズ界に衝撃を与えたのは記憶に新しいですが、またまた伝説となりそうな動画がアップされました。どこかの楽器屋でやったInvitationのアカペラデモ動画です。

テクニック、フレーズのアイデアの尽きなさ、スタミナもさることながら低音から高音に至るまでの音の太さが驚異的です。

All The Things You Areのソロはコピー譜がネットで流通しているんですがInvitationの方も誰かコピー譜出してしくれないかな〜と思ったりします(まあコピー譜あっても吹けないですけどね)。

posted by kurikiyo at 16:47| Comment(0) | TrackBack(0) | ジャズサックス

2014年03月24日

小岩BackInTimeのライブ無事終了です

3月16日にやった小岩Back In Timeのライブ、ギターのキムさんのお友達、σ(^^)の古いお友達、お店の常連ぽい人々に来ていただいて盛り上がりました。お店もちょうど良い大きさで雰囲気のあるライブができたと思います。小岩はσ(^^)の家からはちょっと遠いのですが定期的にできるとよいなと思いました。

今回はアルトサックスの三浦裕美さんにも入っていただいて、クールなサウンドが出せたと思います。ファンクなオルガンもいいけど、抑制の効いたクールなオルガンバンドもいい感じです。自分的にはこのメンバーで続けられたらと希望しております。

posted by kurikiyo at 14:58| Comment(0) | TrackBack(0) | ジャズ

2014年03月13日

SK1二段化計画進行中

ハモンドSK1、ぎりぎり手持ちで運べる重さで重宝しています。とは言え、家で弾くときはやはり鍵盤2段あった方が楽しいので、MIDIキーボードを追加して2段鍵盤として使用できるようにしてみました。

下鍵盤ですが、61鍵で上部に余計なスイッチ類が付いておらず、安くてそこそこタッチも良いという条件からM-AUDIOのKeystation 61esに決定。14,000円、安っ。

001

Webで見る限りではキーボード上部は平らに見えたのですが、実際は微妙に斜めになっていたので滑り止め用に東急ハンズで買ったウレタンのテープを貼りました。

002

そして、SK1側の底に同じくハンズで買ったウレタンブロックをマジックテープで固定して支えにします。高さの差がぴったり10cmだったので買ったブロックがそのまま使えてナイス。

これで、家で使う分には十分安定しますが、ライブで使うことになるとちょっと不安です。特にウレタンブロックとマジックテープの糊付け部が弱いです。スタンド側につっかい棒的なものを付けた構造にした方が良いかもしれません。検討中です。

003

重ねてみるとバッチリです。上下鍵盤の間隔も本物ハモンドに近いです。なお、61esはUSBで給電できるのですが、SK1のUSBメモリ用のコネクタから給電できるので、下鍵盤用のACアダプターは不要です(これは便利)。

下鍵盤のタッチはSK1よりややバネ感が強いです(こっちの方が本物のハモンドに近いと言えるかもしれません)。また、普通のMIDI鍵盤なので、発音位置が深くて上鍵盤と異なるので多少違和感があります。実はこの解決策はもうわかっています。通常のMIDI鍵盤は浅い接点と深い接点があって、両接点がオンになる時間差を測定してベロシティを求めています。したがって、両接点をショートさせると浅い接点がオンになった時点で即発音するようになります(その代わりにベロシティは最大値(127)で固定になります。)理屈は分かってるのですが、これをやるためには、61鍵×2で122箇所のハンダ付けを行なわなければならないので時間ができた時にゆっくりやろうと思います。

また、61esのキーボードはピアノ式のリップがあるタイプ(下図(HammondWikiより引用)参照)なので、痛くてパームグリッサンドができません。グラインダーで鍵盤削ろうかとも思いますが、かなり時間がかかりそうなのと、きれいに仕上げられない可能性が高そうなのでちょっと躊躇しています。

keys

61esの重量は5kg、スタンドとアンプが現地にある環境なら、SK1本体(約8kg)と61esを持って2段ハモンドの電車で手運びもぎりぎりOKかなという気がしてきました。SK2やNord c2などの最初から2段のハモンドは16kg以上あるのでちょっと手運びは厳しいと思われます。

2014年03月11日

また別のロータリーシミュレーターGSi BURN

YouTubeでTony MonacoがGSi BURNといレスリーシミュレーターのデモ動画を公開しています。本物の真空管が入っていてレスリー以外にもフェイザーやリバーブ等々のエフェクトも入ってます。

メーカーはCrumarというイタリアのハモンドクローンメーカー、MOJOというハモンドクローンを作ってます。日本の代理店はないみたいです。Monoco氏は最近ここのエンドーサーになったんですね。

Crumarのサイトで確認するとGSi BURNは429ドル。Vent Miniとあんまり変わらない値段で機能的にはこっちの方が明らかに上ですが、音だけは実機でチェックしてみないと何とも言えないです。結局SK1/SK2の内蔵エフェクトとあんまり変わらないかもしれないですし。誰か人柱になってくれないものでしょうかw

2014年03月10日

Zoom Q4を買ってみた

自分のライブや練習の録画用にビデオカメラ付デジタルレコーダーのZoom Q4を買ってみました。ずっとQ3HDを使ってたのですが、Q4のフリップ液晶が便利そうだったので。(この理由により液晶が固定のSONY HDR-MV1は候補からはずれました(画質はこっちの方が良いらしいですが))。

P1000696

Q4 vs Q3HDで比べると以下のような感じです(まだ画質、音質が比較できるほど使ってません)。

Q4の方が良いところ

  • 液晶フリップで地鶏自撮りが容易(ほとんどこのために買ったようなもの)
  • Q3HDより重心が低くゴリラ三脚上で安定する
  • Q3HDより広角
  • 画質はQ3HDより良さげ(音質はまだ判断できません)
  • ミニUSBで給電・充電可能
  • GoPRO的な使い方も可能(自分にはあんまり関係ないけど)

Q3HDの方が良いところ

  • SDカード抜かなくても筐体内蔵型のUSBケーブルでPC接続可能(Q4は三脚に付けた状態でSDカードが抜けないので不便)
  • 単三電池が使用可能(Q4は専用充電池です)
  • ワンショット型のオートレベルが利用可能(でかい音が入るとレベルを下げて後はそのレベルを維持、録音の最初にでかい音を出すとレベル調整できるので便利)

特にワンショット型オートレベルがQ4にないのがちょっと残念な感じです。ファームのアップデートで追加されると良いのですが。

ライブ映像は2箇所以上で撮っておいて後で編集ソフトでマルチカメラ切り替えるとちょっといい感じになるのでQ3HDもこのままキープしておこうと思います。

なお、Q4は長時間録画の際に途中で録画がストップする現象があるようです。720p/30で撮れば問題ないようなのですがちょっと注意が必要かと思います(そういう意味でもQ3HDによる爆アップは不可欠かと思います)。

posted by kurikiyo at 15:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2014年03月04日

3/16 小岩BACK IN TIMEでライブです

最近個人的に大変気合を入れているオルガントリオのライブを3月16日(日)19時から小岩のBACK IN TIMEというお店でやります。チャージ1500円。後半はジャムセッションにする予定ですので、東京東側在住のミュージシャンの方は楽器を持って是非お越し下さい。

メンバーはこの前と同じCK Kimさん(G)と三科律子ちゃん(Dr)です。Nord C1とレスリー2101Mk2を持ち込みます。

flyer2

この後はたぶん4月頭に下北沢でやる予定。月一くらいのペースでやっていければと思っています。

posted by kurikiyo at 17:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2014年02月24日

Ventilatorのデモ動画のLonnie Smithがすごい件

以前に書いたレスリースピーカーのシミュレーションエフェクターのNeo Ventilatorの購入を検討しているのでデモ動画をネットで探してみました。そうしたらYouTubeにLonnie Smithが弾いてるデモ動画があったのですが、これがすごいです。まあ何というか「速い」です。Ventilatorなんかどうでもよくなってしまう感じです。

2014年02月18日

日曜にやったジャムバンドのオルガン手元動画

日曜にやったジャムバンドのライブ、ビデオカメラ(Zoom Q3HD)とデジカメで2カ所から撮ってたんですが、手元を狙ったデジカメの方が操作ミスで撮れてないと思ってあきらめてたら実は撮れてました。うれしー。

オルガン演奏動画は手元撮らないと地味なので記念に残せて良かったです。自分の中ではニールエバンス(Soulive)のように弾いているつもり。

posted by kurikiyo at 20:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2014年02月17日

ジャムバンドみたいのをやってみた

日曜日に沼袋のOrganJazz倶楽部を借り切って大学の音楽サークル同期とイベントやリました。神戸在住のドラマーが大雪で来られなくなって急遽トラを頼むという非常事態。まあ、どっちにしろリハ1回もやらないでぶっつけ本番だったんですけどね。

Souliveなどのジャムバンドぽい曲を中心にやりました。リハやってないだけあって細かな間違いは多かったですが、ジャムバンドぽいラフないいグルーブが出せたと思います。この手のファンクものをオルガンベースでやるのはあんまり得意じゃなかったんですが「4ビートの時よりうまい」なんて言われてしまったので、これからはこういうのもちょっとやってこうかなあなんて思ったりしました。

なお、曲の頭と終わりが切れてるのはそこで間違えているからです。

posted by kurikiyo at 21:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2014年01月14日

オルガントリオでギグをやりました

代々木のARTICAというお店でオルガントリオのギグをやりました。

ギターはイントロのジャムセッションで知り合ったCJ Kimさんというニューヨーク育ちの韓国人、ニューヨークではいろんな人とセッションしてきたようです。いかにも百戦錬磨の攻めのフレーズが魅力的。

ドラムは、高橋知己(ts)さんや板垣光弘(p)さんなどのトッププロとやってる三科律子ちゃんです。わりと前から知っててその頃からうまかったけど、久しぶりに合ったらさらに大幅レベルアップしてました。

ほとんどリハやらずにいきなり本番だったのでいろいろ手違いがありましたが大変楽しい演奏が出来ました。まあ、こういう強力なメンバーの方といつまでやってもらえるかわからないですが、できればあと何回がギグをやってみたいものです。

演奏はこんな感じ。ちょっとオルガンの音量が小さかったかも(ステージが狭くてレスリーを椅子代わりに使ってるので出音のバランスがよくわからんのです)。

posted by kurikiyo at 19:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2014年01月02日

SK1のエディットをさらに追求

お正月もSK1を弾き倒しています。普通に机やテーブルの上に載っけて弾けるので便利ですね。

SK1の音がNordと比べて立たない件の対策、既に書きましたが、これに加えてレスリーがスローの時の回転数を落とすとさらに良い感じです。レスリーストップの音とファストの音が結構いい感じなのにスローの時の音だけが揺らぎ過ぎな感じがするのでその対策。HORNを最低スピードの24に、BASSを0(つまり、回転なし)にすると薄ーくレスリースローの効果がかかっていい感じです。

結局、SK1の音色上の最大の問題はレスリーシミュレーターであると思われます。米国のキーボード関係掲示板でも「内蔵シミュレーターは使えないのでVenilatorをつないでる」という人が多いです。なお、レスリーシミュレーターがイマイチなのはNordも同様で、2101につなげば全然問題ないですが、ベーアンにつなぐと結構ヘボイ音がします。

この話題の外付レスリーシミュレーターのVentilatorは、Neo Instrumentsというドイツのメーカーの製品ですがどうも正規代理店がないらしくなかなか入手が困難です。現物を弾いてみないと怖くて買えないですね(ネットのレビューで、たとえば、歪みがすばらしいとか書いてあってもロック系の人が求める歪みとジャズ系の人が求める歪みは全然違いますからね)。また、お値段も63,000円とちょっとお高めですし、かさばりそうなのも問題です。

最近、Ventilatorのオルガン専用ミニ版のMini Ventという製品も出ました。まだ日本には正規に入ってきてないみたいです。米国の市場価格は349ドルくらいとまあ安くはない(円安がうらめしい)ので人柱になるのはちょっといやだなという感じです。

YouTubeでSK2につないだデモ動画がアップされていていい感じですが、これまた生で聞いてみないと何とも言えませんね。

2013年12月30日

サムヤヘル来日ですね

つい先日知ったのですが、σ(^_^)の大好きなオルガニスト/ピアニストのサムヤヘル(サム・ヤエル)が1月に来日します。あわてて、1/15のピットインを予約しましたが結構後ろのほうでした(泣)。とは言え、ソールドアウトになってないということは一般的にはちょっとマイナーなんですかね〜。Googleで「サムヤヘル」で検索すると結果の上位はほとんどのこのブログですからね〜w

イベンターさんのfbページによるとツアースケジュールは以下のようになっています。

1月13日(月)京都/ル・クラブジャズ
1月14日(火)静岡市/ライフタイム
1月15日(水)新宿/ピットイン
1月16日(木)武蔵野市/スイングホール
1月17日(金)南青山/ボディ&ソウル
1月18日(土)水戸市/B2

サム・ヤエル:ピアノ
マット・ペンマン:ベース
ホルヘ・ロッシィ:ドラムス

ちょっと残念なのは今回はオルガントリオではないこと。ピットインに確認したらオルガンとピアノ両方弾くそうですが、ベースが入っていることからピアノトリオが中心の演奏になりそうな気がします。OGD(オルガン、ギター、ドラム)でかつギターがピーターバーンスタインかジェシーヴァンルーラーあたりだったら仕事休んで全国おっかけしたんですけどね。

まあ、本人はオルガニストとカテゴライズされたくないらしく、ジョシュアレッドマン・エラスティックバンドで来日した時もオルガン全然弾かなかったこともありましたし。

サムヤヘルのオルガンプレイは伝統的なジミースミスの影響がほとんど感じられないところがユニークです。もっとメジャーになってCDどんどん出して欲しいと思います。ところで、米国のKeyborard Magazineのサイトにサムヤヘル自身によるオルガン奏法(ベースラインやボイシング)の記事が載ってます。ある程度弾いている人なら既に知ってる内容かもしれませんがご参考までに、

2013年12月29日

口内炎になったらサックスがうまくなった(かもしれない)

口内炎(粘液嚢胞)の手術をした話は先日書きました。完治したんですが手術跡に微妙に違和感が残ります(医者によると2ヶ月くらいは残るようです)。サックス吹くと痛くはないのですがちょっと気になります。しかし、手術跡が気になって無意識のうちにかまなくなったことにより音質が向上した気もします。

久しぶりにサックスを持ってイントロのジャムセッションに行きましたが、全然練習してないわりに良いフレーズが出て自分的には会心の出来でした。口内炎になったことにより、理想により近いルースなアンブシュアが会得できたのではないかと思います。そして、アンブシュアの向上により楽器がスムーズに鳴るようになると指にも余計な力が入らず、フレーズ面も向上するのだと思います。

だいぶ前にこのブログでめちゃくちゃルースなアンブシュアでフラットに吹く練習方法について紹介しました。だらしないユルフン的吹き方から最小限のコントロールを加えて音をまとめるのがジャズサックスの理想と思うので、下唇はリードに触れるか触れないかくらいのつもり(実際には触れてるんですが)で吹くのがよろしいんじゃないかという気がします。

posted by kurikiyo at 15:43| Comment(0) | TrackBack(0) | ジャズサックス

2013年12月27日

ハモンドSK1のスタンドについて

最近は、買ったばかりのハモンドSK1を背負っていろんなジャムセッションに行って弾かせてもらって、楽しい思いをしています。お店のベーアンに繋がせせてもらうわけですが、キーボード専用アンプではないので、低音が出すぎたり等でEQを弾きながら微調整するケースが多いです。その点では、XK-1cではなくSK1にしておいてよかったと思います。前にも書いたようにXK-1cは専用のEQツマミがなく、エディット画面に入らないとEQ調整できないからであります。

さて、問題はSK1のスタンドです。普通はお店の客用のテーブルを借りて置いたりしています。が、先日行った某店のジャムでは満席で置く場所がありませんでした。しょうがないのでグランドピアノの譜面台をたたんで置かせてもらいましたが、立ち弾きになってしまうので、エクスプレッションペダルが使いにくくて参りました。

やはり、持ち運び用のマイスタンドがあると良いと思いましたが、軽いとはいうものの7KgあるSK1と一緒に持ち歩くことになるためあまり重いスタンドは避けたいです。

サウンドハウスのサイトでみるとCLASSIC PRO KST10XというX型スタンドが3.2Kgで結構軽めです。とは言え、SK1と一緒に運ぶのはちょっとはばかられる重さです。まあ、1800円なのでダメ元で勝ってもいいかもしれませんが。

ちょっと高く(10,800円)なりますが、K&M 18880というやつだと2.1Kgでもっと軽くなります。X型と違って足元にペダル鍵盤も置けます(どっちにしろ手で運ぶ時はペダル鍵盤は使わないので関係ないですが)。ただ、専用のキャリーバッグが売ってないのが気になります。

K&M ( ケーアンドエム )  / 18880

他に安くて軽いのはないかと探してますがあまりなさそうです。昔のコンボオルガンみたいにオルガン本体にネジが切ってあって足だけ刺せるようになってるとよさそうですが、そうなると今度は本体の補強が必要になって本体が重くなって本末転倒になる可能性もありそうです。

ビニパイプのようなものを組み合わせてがっちりしたスタンドもつくれそうな気がしますが、折りたたんで手で運ぶようにするのは難しそうです。

なかなか悩ましいですね。

2013年12月20日

サックス奏者の方はとがり過ぎの歯にご注意

下唇と歯茎の境目付近に口内炎ができて(痛くないけど)全然治らないので、医者(耳鼻咽喉科)に行ったら口内炎ではなくて粘液嚢胞というものだと言われました。唾液腺が傷ついて詰まることにより生じたものだそうです。直接的な害はないがつぶれたり、治ったりを繰り返すと癌化するおそれもあるということなので手術を勧められました。

手術は大病院でやったので機材がものすごく大げさでびっくりしましたが、すぐ終わりました(口腔外科が行なう手術の中でも最も簡単なものであるらしいです)。手術から今日で10日目ですが、糸も溶けて、多少の違和感が残る程度になりました。

原因なんですが、下の犬歯の先が異常にとがっており(指で触れだけで痛いほど)、唇の裏に当っていたためと思われます。さらに、サックスのアンブシュアを改良して、ものすごくファトリップであごを落として練習していたので、今までは歯に当たっていなかった部分が当るようになった点も大きかったと思います。

このままだとまた再発するので、歯医者に行って、犬歯の先をちょっとだけ削ってもらいました。加齢により歯が削れてとがり過ぎになることはよくあるそうです。頬や舌を継続的に刺激することで口腔癌や舌癌の原因になることもあるので、またとんがりすぎたら削りに来て下さいと言われました。

サックス奏者に限ったことではないですが、とんがり過ぎの歯にはご注意という話です。

posted by kurikiyo at 14:06| Comment(0) | TrackBack(0) | ジャズサックス

2013年12月09日

12/22(日)はオルガンジャズジャムセッションです


隔月第4日曜日に沼袋OrganJazz倶楽部で定期開催しているハモンドジャズジャムセッションのお知らせです。

18時開始2時頃まで
チャージ1500円+ミニマムワンドリンク
ホスト:
栗原 潔(Ts&Org)
加藤 哲子(Ds)

本物のB-3を弾きまくれますよ~。
オルガン以外の楽器の方、ボーカルの方も是非お越し下さい。


posted by kurikiyo at 21:53| Comment(0) | TrackBack(0) | ジャズ

2013年11月18日

ハモンドSK-1のエディットについて

ギグ用のハモンドとしてNord C-1を使っているわけですが、約15Kgという重さは手持ちで運ぶのはちょっと厳しいものがあります。もっと気軽に持ち運べるよう、現時点で最軽量のハモンドクローンSK-1を買ってみました。7kgなので純正の背負い型ケースにいれれば何とか持ち歩ける重さです。さっそく某店のジャムセッションに持ち込んで、店のベーアンにつないで弾かせてもらいましたがなかなかいい感じでした。

軽量1段ハモンドというと最近出たばかりのハモンドXK-1cもちょっと気になってました。SK-1からピアノ等のエクストラボイスを抜いて2万円ほどお安くなったモデルです。自分はエクストラボイスの音源はたぶん使わないのでちょっと検討しましたが、XK-1cはツマミ類を省略したためにマスターEQとリバーブのツマミがありません(液晶のエディット画面に入らないと変更できない)。常に同じ環境で使うならまだしも、いろいろなところに持ち込んでいろいろなアンプにつなぐことを考えるとこれは大変不便です。実際Nordでも演奏中に環境に応じてEQやリバーブをリアルタイムでいじるケースがよくあることが経験上わかっています。また、エンドブロックが木製になっていることで500gほと重量増になっていることもあり(手で運ぶ為に買っているので500gの差は結構大きいです)、XK-1cはやめておきました。

もうひとつの1段軽量ハモンド製品としてはNord Electro 4Dもあります。SK-1と比較してちょい重でちょい高ですが、Nordのピアノの音は格別ですし、オルガンの音も本家ハモンドよりも立つ感じで好みです。しかし、なぜかElectroにはオルガンのペダル鍵盤の音源が含まれていないので対象外となりました(ペダル鍵盤の音なんて大してメモリもくわないのになぜ省略するんでしょうか)。

さて、SK-1なんですが弾きなれたNord C-1と比較するとどうも音が立ちません。特に通常のベーアンにつなぐと音がもやっとします。揺らぎが大きすぎる感じです。こっちの方が本物ハモンドに近いのかもしれませんが、ちょっとでもNordに近づくよういろいろエディットしてみました。Nordと比較して圧倒的にエディットのパラメーターが多いのでいろいろ実験できます。SK-1(あるいはSK-2)のオーナーの人にしか関係ないと思いますが、どういうエディットをしたかをまとめてみました。

1)鍵盤の発音位置を浅くする
デフォルトでは通常のシンセのように鍵盤を底まで押さないと発音しないようになってますが、ちょっと触っただけで発音できるように変更します。これはオルガンとしてのプレイヤビリティに大きく影響しますので重要です。この機能は2012年11月のアップデートで追加されているのですが、これほど重要な機能がなぜ最初からなかったのか正直理解に苦しみます。

2)EQで中域を持ち上げる
どうもNordと比較して中域が薄い感じがするので、EQ(ツマミのEQではなくて液晶メニュー内のEQ)で、MIDの周波数を2Khzにしてゲインを最大(+9)にします。ツマミのEQでもさらに補強できます。

3)レスリー効果を控えめに
レスリーをバイパスして弾くと結構立つ音がするのにレスリーシミュレータを入れたとたんにもやっとした音になることから、SKのレスリーシミュはあまり出来がよろしくないことがわかります(海外の掲示板を見てもVentilatorなどの外付けシミュを使っている人が多いようです)。レスリーの効果が強すぎるような感じがするので、レスリーのマイク距離を最大(2.7m)にします。また、角度も、アンプはモノでつなぐので0度(ステレオ効果ゼロ)にします。ついでに、メニューのSYSTEMの項目にあるOUTPUTをMONOにしておいた方がよいと思われます(通常のシンセのようにジャックのR側のみにケーブルを挿しただけではMONOモードにならないみたいです)。さらに、レスリースピーカーの音量をHORNもROTORも-8くらいまで下げます。これでうねりが過剰にならずに芯のある音がするようになります。あと、好みもあると思いますがHORNの特性(HORN CHARACTER)はFLATにします。

4)トーンホイールはクリーンに
これも好みの問題ですが、どうせオーバードライブをかけて汚すことになるので、トーンホイールはリーケジのないクリーン(MELLOW)にします。

5)オーバードライブをEpAmpに
これまた好みの問題ですがオーバードライブのモードがTUBEだとジャズ向けではかかりすぎだと思うのでEpAmp(フェンダーローズスーツケースの歪みですかね?)にするとちょうど良いと思います。

あとは、パーカッションの音量とキークリック音をちょっと大きめにして、ツマミのマスターEQをちょっといじるとかなり好みのサウンドに近づきました(それでもNordと比べると不要な揺らぎが大きすぎるような気がします)。Ventilaorなどの外付けのレスリーシミュ&チューブオーバードライブをつなぐともっとよくなる気がしますが携帯性を犠牲にすると本末転倒なのでやめておきます。

まあ、ジャムセッションで弾く分には十分すぎるほどなので、いろいろなところ(土曜日のイントロのように激コミの場所は除く)に持って行こうと思います。

追加です:
6) EQの画面に、B3の特性を再現しているとされるTC(Tone Control)という設定がありますが、B-3の再現性は無視して最大値(+9)にします。

7)ビブラート/コーラスもちょっと揺らぎすぎな感じがするので、トレモロ効果(TREM)とエンファシス(EMPH)をいずれも0にします(これは好みかも)。

8)これはちょっと迷ってますが、レスリーのアンプタイプを思い切ってTubeからSolidにするとさらに音が立っていい感じな気がします(接続するアンプとの相性もあるかもしれません)。