2013年10月15日

ちっこいサックスのすすめ

ソプラニーノサックスを買ってから毎日のように吹いていますが、なかなかおもしろいだけではなくて、アルトやテナーの練習用としても効果的なんじゃないかと思います。

サックスは高音になればなるほど息のスピードが必要になるのと、音程を取りにくい点でしんどくなります(かつ、マウスピースを噛まないようにするのも大変です)。一方、低音になればなるほど息の量が必要になってきてしんどくなります。これは、同じサックスの高音域と低音域についても言える話ですし、高音サックスと低音サックスの違いにおいても言えることです。

すなわち、ソプラニーノなどの高音サックスで(噛まないで)しっかり音が出せるように練習することは、アルトやテナーの高音域をちゃんと吹ける息のスピードを出せる良い練習にもなるということです。同様に、バリトンを吹くことで息のサポートをしっかりさせる練習にもできます。

さて、ソプラニーノというと最高音(最小)のサックスと一般には思われていますが、それより高音のソプラニッシモ、あるいは、ソプリロと呼ばれるサックスがあります。ソプラノの1オクターブ上とういうことになります。あまりにちっちゃいのでオクターブホールがマウスピースについている構造になっているそうです。

現在はドイツのBenedikt Eppelsheimtというメーカーのみが製造しているようです。価格は30万円強くらい。さすがに中国製のパチモンはないと思いますので自分で買う気はありません。

とにかくめちゃくちゃちっちゃいのでかなりの技術がないと演奏は困難そうです(ソプラニーノでも上のAより上の音を出すのはかなり厳しいです)。

専門のサイト(英文)もあったりして、演奏動画が載ってます。以下のはなんとコントラバスサックスとのデュオ。これ聴くと相当タイトなアンブシュアができないと音が出ないような感じです。

posted by kurikiyo at 15:10| Comment(0) | TrackBack(0) | ジャズサックス

2013年10月10日

ソプラニーノ買っちゃいました

前からソプラニーノサックス(アルトの1オクターブ上)が欲しいと思ってたのですが、さすがにめったに使わない楽器に何十万も出すのは躊躇しておりました。しかし、SaxOnTheWebの投稿で、eBayで売ってる安物中国製ソプラニーノが、ものすごく良いというほどではないにせよそこそこ使い物になるらしいことを知りました。

アルト、テナー、ソプラノ(そして、バリトン)で中国製の安物は買う気はないですが、ソプラニーノならどうせネタ用なのでダメ元で買ってみました。top_esellerという業者で、送料込み約500ドルです。安っ。

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テナーの2.5分の1。ちっちゃっ。アンティークブロンズという仕上げで見栄えもそこそこです。キーアクションは思ったより良好。音程はそもそもソプラニーノという楽器自体が音程が大変取りにくいのでよくわかりません。ただ、5万円の楽器にしてはものすごくちゃんとしてます。中国恐るべし。

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サイドキーはEまで。どっちにしろD以上を出すのはきわめて困難。左手小指テーブルキーはモダンなタイプではなく、ビンテージとかにあるタイプ。キー自体が小さいのでこれでも困らないと思います。

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ちゃっちいマウスピースが付いてます。YANAGISAWAのメタルに替えるつもり。リードですが、実はソプラノとソプラニーノのリードは長さが違うだけで幅はほとんど同じなのでソプラノリードの後ろをカットすれば流用可能です。ソプラノ用のFibraCellが使えるのは便利。

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ちゃっちいケースも付いてます。楽器本体にストラップを付けるところがないのにストラップも付いてるのがご愛敬。

ためしに吹いてみました(家なのであまりでかい音が出せません)。音程とりにくいです。意識しなくてもケニーGみたいなビブラートがかかっちゃいます。それなりの練習が必要です。

まあ、遊び用、ジャムセッションでの受け狙い用、音程取る練習用、高音域のタイトなアンブシュアの練習用としてはなかなかナイスなんじゃないかと思います。

posted by kurikiyo at 22:03| Comment(1) | TrackBack(0) | ジャズサックス

2013年10月02日

エリック・アレキサンダーはタンギングやらないの?

Jazz Lifeを立ち読みしてたらエリック・アレキサンダーのクリニックの記事で本人のアドバイスとして「ビバップフレーズはノータンギングで吹く」なんて書いてありました。

これは本当なんでしょうか?ご本人の演奏を聴いたり、動画を見ている限り、普通にタンギングはしているように思えます。これをブレスだけでやっているとは信じられないのですが。

この記事の前半には、練習方法として「サックスに息を入れてだんだん音の成分を増やしていく」というやり方が紹介されてます。これは、私も山中良良之さんに教わりましたが、出来る限り緩いアンブシュアで太い音を出す良い練習方法だと思います。

「ビバップフレーズはノータンギングで吹く」の話も練習方法の話であって、演奏するときの話ではないんじゃないでしょうか?通訳が説明不足だったか、記者さんの勘違いなんじゃないかと思います。

いずれにせよ、あくまでも練習としてノータンギングで吹くのはありだと思います。SaxOnTheWeb.netでもジョージ・ガルゾンが生徒に対して、フレーズをまずはイーブン(跳ねなし)でノータンギングで練習することを推奨しているという話題が出てきました。これでちゃんとタイミングが正確に出せるようになってから通常のタンギングを足せという話なんでしょう。これは理にかなっていると思います。リズムの悪さをタンギングでごまかすというのは良くある悪癖だからです。

これ以外にも、しゃくり上げ(ベンドアップ)、ベンドダウン、ビブラート、サブトーンなどサックスの表現として重要なものは数多くありますが、まずは、これらの要素を排して、素の状態でちゃんと吹けるようになってから装飾的要素を足すというのは重要です。癖でフレーズの頭を常にしゃくる(しゃくらないとちゃんと吹けない)ようになってしまうとかっこわるいですし、ずっとそういうやり方でやっているとその悪癖を脱却するのは大変です。もちろん、ベンドアップ(しゃくり上げ)も効果的に使えばよいのですが、常に無意識にベンドアップしてしまう演奏が問題なわけです。

posted by kurikiyo at 12:03| Comment(2) | TrackBack(0) | ジャズサックス

2013年10月01日

大学同期のリユニオンライブでオルガンを弾きました

大学時代の音楽サークルの同期のメンバーによるリサイタルがあったんですが、Nord C1持ち込んでオルガントリオ+パーカッションで演奏しました。観客100人くらいの前で演奏するのは初めてだったので結構緊張しました。

ライブハウスはキャパ150名の大きさなんですけど、Leslie 2101単体で、マイクを付けてPAからも出すとことで十分な音量が出ていたと思います。低音をベーアンにつなぐというのもやってみたかったのですがステージレイアウトの都合上断念しました。なお、ステージのスペースが狭いのでLeslieを椅子代わりに使いました。

Zoom Q3HDで撮った動画を公開しちゃいます。固定カメラなんで地味な絵です(笑)。オルガン演奏動画で手元撮らないと意味ないですよね。ビデオは手元が映るように撮って(それだけだとドラムの音しか入らないので)音は客席でオーディオレコーダーで録って後で合成すればよかったなと思いました。

 

posted by kurikiyo at 13:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記