2009年09月04日

アンブシュア改造について(1)

サックスのレッスンを受け始めたのをきっかけにアンブシュアを改良しようといろいろ試行錯誤しています。ここで簡単にσ(^^)が研究している方法をご紹介します。サックスの奏法も人それぞれなので絶対的に正しい方法はないですがあくまで参考ということで。

σ(^^)は実はクラリネット出身です。クラリネット経験があるということはサックスにとって良い面もあります(たとえば腹式呼吸がちゃんとできるようになる)が、悪い面もあります。悪い面は、アンブシュアがきつくなり過ぎ(かみ過ぎ)になりがちなことと、マウスピースを浅くくわえがちになる方です。まあ、既にサックスは20年以上吹いてます(途中ブランクあり)ので、一応両方の問題は解決できているかと思いますが、だんだんいい加減になってきて悪い癖が出てきている気もしますのでこの機会に徹底的に矯正したいと思っています。

クラシックサックスとか吹奏楽の場合はよく知りませんが、ジャズサックスのアンブシュアにおける最大のポイントはいかに力を抜くかです。唇を横に引くとか、高音を出すためにマウスピースを噛むとか、顔の筋肉を使うようにとか教える人もいますが、ジャズサックスにおいては逆効果だと思います。

YouTubeにおいて、リードメーカのRICOの公式ページでジェリーバーガンジ氏がサックスのいろいろなテクニックについて解説しています(英語ですけど)。きわめて参考になります


要約すると、サックスのネックとマウスピースだけで吹いてもサックスの音のように聞こえなければダメだと言っています。音がやせるようだとアンブシュアを締めすぎということになります。口の端っこ(つまり歯の圧力がほとんどかかっていない部分)で吹いても口の真ん中で吹いても同じような音でなければなりません。ピッチはテナーの場合はE(コンサート)、アルトの場合はG#くらいがちょうど良いピッチだそうです。


この動画では「バースディケーキのロウソクを吹き消すときのように息を出す」と言っています。可能な限りリラックスして息を楽器に吹き込むということです。「スープを冷ますときのように息を吹く」、「ガラスを曇らせるように息を吐く」と表現する人もいますが同じことです。


この動画では、「ノーアンブシュア」アンブシュアを提唱しています。つまり何もしないことがベストということです。「退屈したときのように口をぼうっと開けている、そこにマウスピースを入れる」というイメージです。

ゴルフなどでも言えると思いますが、飛ばそうと思って力んだり、無理に手首を使ったりしようと思うとかえって飛距離が出ず、単に軽く振り回した方が力が無駄にならなくて飛んだりしますが、それと同じだと思います。要はどれだけ力を抜けるかということです。

もうひとつの重要課題としてマウスピースをどこまで深くくわえるかという点がありますが、ちょっと長くなりましたので、それについてはまた次回に。

posted by kurikiyo at 18:55| Comment(1) | TrackBack(0) | ジャズサックス
この記事へのコメント
こういう話、大好きです。
ところで、ということはアーチーシェップのアンブシャーは理想的?
あまりに力が抜けて、ベロが外に出てます!
http://www.youtube.com/watch?v=cGE-9GliyCw
Posted by hando at 2009年09月04日 22:46
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