自分も長い(だけの)サックス・キャリアの中でも何回かマウスピースを変えてますが、基本的にはずっとメタルのハイバッフルを使ってました。要はデュコフとかガーデラの系統です。
今回、Olegのストラップを通販で買ったついでにどうせ送料払うならとオットーリンクのハードラバーの9*を買ってみました。何でこんな自分の趣味とまったく逆のマウスピースを買ったかというと、Sax on the Webの掲示板でフィル・バローンが「普段使っているのよりもラージチェンバーで開きが広いマウスピース(要するに息の量が必要なマウスピース)で練習しておいて、普段使用のマウスピースに戻すとオーバーブローの状態になりナイスな音質になる」と書いていたからです。ラージチェンバー、開きが広い、かつ、安い(練習用に高いの買うのはもったいない)という条件に合致するのがこのマウスピースだったわけです(7000円強くらい)。
ところが実際吹いてみると思ったより楽に吹けますし、反応も良いです。さすがに音量はガーデラより小さいですが、全然本番でもOKな気がしました。一般的には(ビンテージではない)通常のオットーリンク(特に、ハードラバー)は音がモコモコして現代ジャズには使いにくいというのが通説なのですが(だから、オットーリンク使ってるプロはほとんど高いビンテージを使っています)。
私も以前、日本のお店でオットーリンクのラバーの9番を試奏してみたことがありますが、その時もモコモコして全然使えないという印象でしたが、今回買ったのは全然違います。深くくわえるアンブシャーに変えたからか、リード(イシモリ2半)とのマッチングが良いのか、たまたま当たりをつかんだのかよくわかりませんが。
ハードラバー特有のダークな音色でメカニカルなフレーズをゴリゴリ吹いているとちょっと(なんちゃって)ジェリーバーガンジぽくてナイスです。しばらくこのセッティングでやってみるかもしれません。
追加:と言いつつ、タカマルさんのお店のジャムセッションに行った時に吹いてみたら、やっぱり鳴り切らない感じがイマイチでした(^_^;) リードとの相性もあるのかもしれませんが。何だかんだ言って自分的には今のところガーデラMBIIに勝る物はないようです。
リンク、個人的にはこちらの方がストレートで好きな音色ですが、吹いている本人にとっては吹奏感が優先しちゃうのかも知れませんね。
また遊びにいらしてください。奥様にもよろしくお伝えください。