先日、自分がサックス吹いているところをビデオに取ってみたら、指が必要以上に上がっているケースが多いのでちょっと参りました。高校時代にクラリネットを吹き始めた時から指を上げすぎない(理想的にはキーに付けたまま)と吹くように注意して練習していたつもりだったのですが、長年の間に悪い癖が付いてしまったようです。
どんな楽器でもちゃんと弾こうと思えば、指の動きを最小限にするのは重要です。特に、サックスの場合、サイドキーを使う時に指の無駄な動きが入りがちなので注意が必要です。ロックやブルースとかのサックスで指を大げさに動かしてる人もいますが、ジャズで高速フレーズをスムーズに吹く時には御法度です。と言いつつ、たとえば、大昔に見たジョージ・コールマンは結構激しく指を上げて速吹きしていましたが、これは例外的ケースでしょう。ちょっと前に触れたジョー・アラードの基本レッスンでも「指を持ち上げるのではなく、あたかもキーのバネで指が押し返されるようなイメージで吹く」と書いてあります。
指を上げすぎる癖を直す練習方法として、キーのパール部分に両面テープを貼って指がはがれないように練習するという荒技もありますが、そこまでしなくても良い方法があります(これも、Sax On The Webの掲示板で知りました)。
それは、右手も左手も小指をできるだけキーにぴったり付けた状態で吹くことです。小指だけを意識しておけば自然に他の指も上がり過ぎなくなります。お試しあれ。