この前、もっと評価されて良いテナー奏者としてジョーファレル(Joe Farrell)を挙げましたが、他にも実力のわりに知名度がイマイチのサックス奏者としてラルフボーエン(Ralph Bowen)が挙げられると思います。オルガンにサムヤヘルが入った"SOUL PROPRIETOR"はσ(^^)の愛聴盤のひとつ。
初めてラルフボーエンの音を聴いた時はてっきりリンクのメタルかと思っていましたが、何とバンドレンのラバーだそうです。しかも結構狭め(そもそもバンドレンはオープニングが広いモデルがあまりありません)。その代わりリードは結構堅めでバンドレンJavaの4番だそうで、クラシック奏者みたいなセッティングです。YouTubeで見付けたミッシェルカミロのバンドの演奏の4分半ころからボーエンのすばらしいソロが聴けますがセッティングの印象とはまったく異なる音色です。やはりマウスピースやリード(そして楽器)は二義的で、結局、音は奏者で決まるのだという他はありませんね。
ラルフボーエンは、人に勧められてたまたま昨日新譜?のDue Reverenceというアルバムを聴いてました。バックがいいこともあり、なかなか聴き応えがありました。
Kurikiyoさんの記事を読んで、もしかすると、ここら辺の奏法(ラバーの開きの狭いマウスピース+硬いリードでメカニカル兼バップなフレーズ)ってNYあたりではデフォルトあるいはトレンドだったりして、とか思いました。まあ結論としては「人によりけり」ではありますが。
また面白い記事をよろしくお願いします。