2010年12月12日

エリックアレキサンダーの吹き方に学ぶ

先日ニューヨークで見てきたエリックアレキサンダー、間近で見れたのでいろいろ勉強になりました。

まず、アンブシュアですが、かなりのファットリップ、くわえる深さは普通。音域によってアンブシュアはほとんど変わりませんが、低音のサブトーンの時だけは思いっきり下顎を下げてました。一度、最低音Bbのサブトーンをはずしてて、ああこの人でもこういうことはあるのだなと思いました。マウスピースは当然オットーリンクのビンテージ、番号や詳しい年代は不明。Sax On The Web掲示板の情報によると、6#から8までいろいろ使っているようです。

特筆すべきは写真からもよくわかる姿勢の良さ。直立不動で胸をはって脇を締めてちょっと首を伸ばし気味、肩は絶対上げないという理想的姿勢です。指もほとんど上げずにキーぎりぎりで動かしてます。あと、写真では見えませんが、右手親指をサムフックにかなり深くかけて楽器管体を握るような感じで持ってます(指が長いせいもあると思うのですが)。そういえば山中良之さんも右手は楽器をグワシッとつかむ感じで持てと言ってましたね。この方が楽器が安定しますし、右手のサイドキーへの距離が近くなって速いフレーズが吹きやすくなるかと思います。ただ、手が小さい人はちょっとツライかも。なお、サムフックの材質や構造を変えると音が変わるうんぬんの話がありますが、少なくともこういつ持ち方をする人ではあんまり関係ないですね(まあどんな持ち方をしようがサムフックで音が変わるというのは「気のせい」だと思いますけどね)。

音量なんですが、オフマイクで吹いた時の感じで言うと楽器は鳴ってますが、グロスマンみたいな大爆音という感じではなかったです。フレージングも破綻がなくスムーズで、よくも悪くも王道のサウンドという感じでした。

あと、演奏前の楽器チェックで、リード、マウスピースを付けた状態でネックをはずして手でネックの出口を塞いだ状態でマウスピースに息を吹き込んでました。たぶん、リードがしっかりシールされてるかをチェックしてたんでしょう。

posted by kurikiyo at 15:30| Comment(1) | TrackBack(0) | ジャズサックス
この記事へのコメント
吹いているのではなく、吸っているのだと思います。
その状態で吸うとリードがマウスピースに張り付き、手のひらをずらすと小さな音で、ポン、といいます。この行為には意味がなくて、遊びでやっている場合が多いです。
Posted by シミズ at 2010年12月13日 21:14
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