2012年04月12日

ださださフレーズから卒業したい(3)

ださださフレーズ脱却のための具体的なルールについて書いて行きたいと思います。なお、あくまでも自分はこう思っているというだけの話であって絶対的なルールではありません。そもそもジャズには絶対的なルールなどないわけであって、敢えてださいフレーズを弾くことがかっこいいケースもあるわけです。また、ある程度モダンなスタイルを想定していますので、スイングジャズだとかデキシーランドの場合はあまり関係ないと思います。

ルール1: メジャースケールを忘れよ

ださださフレーズの典型はドレミファソラシドのダイアトニックな感じが出すぎたフレーズであると思います。これを避けるためにはメジャースケールを吹かなければよいのです。

ジャズの教科書の中にはトニックのコードではイオニアンスケール(=メジャースケール)でファがアボイドなんて書いてあるものが(たぶん今でも)あると思いますが、これはバップ以降のジャズではあまり適切ではないと思います。トニックではリディアン(ファが#)を中心に使うべきだと思います。

リディアン中心で弾くというのはジョージ・ラッセルの「リディアン・クロマティック・コンセプト」(リディクロ)の考え方です。自分はリディクロいまいちよくわかってませんが、リディアン中心の方がカッコイイのは感覚的にわかります。別に特別な考え方ではなく、パーカーやロリンズ等も普通に使っています。

リディアンから派生してスケールとしてリディアン・ドミナント・スケール(ファが#、シが♭)があります。ドミナントやブルーノートぽいところで使えます(一部のジャズ教科書にあるように、ドミナントでミクソリディアンなんて使うべきではないと思います)。

a1.png

ファとソを両方#させた、リディアン・オーギュメントなんてスケールもあります。マイケルブレッカーにインタビューした時にこれは大事だと教えてくれたスケールであります。実際、ブレッカーもよく使っていました。コード感を極端に失うことなく、いい感じでアウトな感じが出せるので便利です。

a2.png

ということで、練習する時も、メジャースケールの練習はそこそこにして、リディアン系中心に練習し、フレーズを組み立てる時もリディアンスケールの派生から考えるのがだささ排除の第一歩ではないかと思います。

posted by kurikiyo at 21:09| Comment(0) | TrackBack(0) | ジャズ
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