クリスポッターを見に行った前日はピットインにジョン・アバークロンビーを見に行ってきました。とは言え、お目当てはオルガンのゲーリーベルサーチです(ところで、Gary Versaceは洋服ブランド名に引っ張られたのか日本での標準表記は「ベルサーチ」ですけど、アバークロンビーは「バサーシ」と呼んでましたね)。
ゲーリー・ベルサーチは何枚かCD持ってますがピアノ兼業のオルガニストです。ブルース色、ジミースミス色をほとんど感じさせない、サムヤヘル等と似たような方向性のスタイルです。
(この写真はピットインの公式サイトから)
ライブの前日に急に思い立ってチケットを買ったので整理番号が結構後ろの方でしたが、なぜかオルガン真ん前の一番前の席が空いていたのをゲットできました。オルガンの手元は客席からは見えないセッティングなんですが、足下が見られるのでラッキーです。
やはりエクスプレッションペダルを大胆に使うサムヤヘルのようなスタイル。ペダル鍵盤は基本的に常に左手ベースと合わせてますがテンポが速くなると音程は気にせずタップだけするという標準的スタイルです。ただし、ヤヘルのように靴を脱ぐことはなく普通の靴で弾いてました。右手のフレーズは割とメカニカルなフレーズをクールに弾くスタイル、CDだといまいち煮え切らない印象なんですが生はかなりホットでCDより全然よかったです。
ライブ全体としてはなんか70%のくらいの力でこなしたみたいな印象でした(下にあるYouTubeの動画みたいな演奏(これはオルガンはベルサーチではないけれど)を期待したのですが)が、あまり生で聴ける機会がないと思われるベルサーチのプレイを至近距離で見られただけでも貴重な体験でした。
