2010年05月03日

勉強になります:ハルギャルパーのレッスン・ビデオ

YouTubeにピアニストのハル・ギャルパーのレッスン動画が載っています。ピアノに限らずジャズでアドリブソロを取るすべての楽器に関係すると思いますので、ここでご紹介します。

20分以上で結構長いのと当然英語なので重要なポイントを引用します。

「ソロイストはソロからできるだけ感情を排さなければならない。感情はバックに任せておけばよい」
「ソロをスイングさせたかったらスイングしようとしてはいけない」
「カウントは1粕目と3拍目で取ってハーフテンポで感じる」
「通常テンポの曲の8分音符をあたかもバラードにおける16分音符のように弾く」
「アーティキュレーションは自動的(無意識)であってはいけない。アーティキュレーションを完全に排した状態を維持した上で意識的に付加するものである」
「クラシックのトレーニングを積んだピアニストがジャズに転向するとジャズっぽく弾こうとして台無しになることがある。ピアノはピアノなのであってジャズピアノのテクニックなんてないと考えろ(これはちょっと極論かな?)」
「楽器のメカニズムで音をコントロールしようとしてはだめで、音自体が出音をコントロールするようでなければならない(自分の出音をよく聞けと言うことか?この辺哲学的でよくわかりません)」

要するにモダンジャズのソロはイーブンで跳ねないのが基本。そして、ビートは大きく取れというお話しだと思います。初心者の人で1拍ずつ忙しく足でリズム取っている人や無理にスイングしようとして「兎のダンス」になっちゃてる人はよくいますよね(おまえがそうだと言われそうですが(笑))。「バラードの16分のように弾け」というのはなかなか斬新なアドバイスだと思います。

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2010年02月22日

【お知らせ】今度の日曜日(2/28)はジャムセッションのホストです

次の日曜日(2/28)は沼袋OrganJazz倶楽部にてジャムセッションのホストをします。18時から22時半ころまで。チャージ1500円+ワンドリンク。弾く方も聴く方も是非。

前回は大盛況でしたが、今回もたくさん集まることを期待しています。オルガン奏者が多い場合は私はテナーを吹き、フロントが多い場合は私はオルガンを弾きと臨機応変にお客様にできるだけ演奏していただけるようにしております。後、ボーカルが滅多にこないのでボーカルの方も是非。

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2009年07月13日

現代のジャズマン必携ソフトiRealBook

しばらく迷ってましたがついに買っちゃいましたiPhone 3GS、その背中を押す要因のひとつになったのがジャズマンにとって値千金のソフトiRealBookです。

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その名の通り、ジャズ用スタンダード曲コード集のReal BookをiPhoneで見られるようにしたものです。著作権の関係で表示はコードのみでメロディや歌詞は入ってません。また音も出ません。収録曲数は600曲強、ジャムセッションでやるような曲はほとんど入ってます。自分で曲(のコード)を入れることもできますが、入力作業は結構めんどくさいです。

何よりもすばらしいのは移調が自由にできることです。先日のジャムセッションでボーカリストに"All the Things You Are"をD♭でなんて指定されてしまいましたが、このソフトが活躍しました。また、σ(^^)は基本的にコードをテナーのキーで覚えているので、オルガンやアルトを吹くときに頭が混乱してロストすることがありますが、そういうことを防ぐためにも便利です(まあ、ほんとはスタンダード曲はAny Keyで弾けなきゃいけないんですがそういうわけにもいきません。)

お値段は900円。充分にその価値があるソフトです。既に使っている人も増えつつあるようです。

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2009年07月05日

ドラムの人も曲を覚えてくださいな

ジャムセッションのお約束として4バース(あるいは8バース)というのがあります。要はドラムとの掛け合いです。

ブルースや32小節の曲であれば何も問題ないのですがスタンダード曲でもAll The Things You AreやStar Eyesのように36小節の曲をやる場合、余った4小節をどう処理するかが問題になります。

正解は「ドラマーがコーラスの終わりの部分だけ4小節多く叩く」でしょう。他の解としては「4バースの時だけ1コーラス=32小節と考える」あるいは「4小節ずれた状態で4バースを進行する(2コーラス(あるいは偶数コーラス)繰り返すと正常に戻る)」というのが考えられますがどっちも気持ち悪いです。

要はドラマーがコーラスのサイズを把握してくれてないと困るということです。上記のような4小節余りの曲だと何とかごまかせますが、Alone Togetherのような2小節余る曲だとドラマーが曲の構成を把握してないと致命的になるでしょう。

ドラマーの人もテンポとリズム(4ビートかボサか)だけ指定されれば後は気にしないという姿勢ではなく、有名なスタンダードであれば構成を把握しておいてほしいものです。以前、某ジャムでドラマーなのに例の「スタンダードハンドブック」を持参して他人の演奏を聴きながら構成を確認している人がいました。これはすばらしい心がけだと思います。

posted by kurikiyo at 17:49| Comment(0) | TrackBack(0) | ジャズ