2006年01月20日

ハモンドネタ(2)

今回もハモンド・マニア以外には意味不明であろうネタです。

わが家は普通の木造住宅です。ハモンドの重量190Kgはアップライトピアノよりは軽いので、一応大丈夫なはず(強度偽装されていない限り ^_^;)ですが、重さが脚に集中して床が沈まないように下に板を敷いています。
RIMG0380.JPG

エクスプレッション・ペダルはロッド(棒)で本体内のボリュームを直接操作するようになっています。これ以外に、一般的なボリュームペダルをケーブルで接続するジャックも付いてます。移動が多い場合はボリュームペダルにした方が楽そうですが、どうせ移動しないのでストロークが大きくてニュアンスが出しやすいオリジナルのエクスプレッション・ペダルを使っています。

このハモンドはTREK社という米国のハモンド改造パーツメーカーのトランジスタープリアンプとリバーブが追加されています。プリアンプからはレスリー用のケーブルと一般的なラインアウトの両方が出ています(両方同時に鳴ります)。これは、結構便利そうです。前にも書きましたが、夜練習するときにラインアウトからミキサー直結でヘッドホンが使えます。また、ラインアウト側にベースアンプをつないでレスリーと同時に鳴らすことができます。こうすると、レスリーをFAST側にした時にも、ベーアン側にはレスリー効果がかかりませんので、ベース音をタイトなままにできるというメリットがあります(ジョイ・デフランセスコがこういうセッティングだったと思います)。
jack.JPG

レスリーと通常のキーボードアンプを同時につないで、出音を比べてみると良くわかりますが、いわゆるハモンドの音は(真空管入り)レスリーによるところがきわめて大きいです。ベース音の厚みがまったく違います。また、スプリングリバーブは非常に良い感じです。デジタルのシミュレーションとは違う本物のバネの音がします。

STARTとRUNスイッチはこんなところについてます。演奏中にスイッチ切ってベンドダウンする技が使いにくそうですが、プリアンプがトランジスターなのでスイッチ切ったとたんに音が切れるため、どっちにしろこの技は使えません(めちゃくちゃマニアックな話だなー)。
RUNSTART.JPG

これが中身です。TREKのプリアンプはレベル、EQ、パーカッションレベル等をトリマーで調節できるようになっていますが、非常にアクセスしにくい場所にあるので線を延ばして、フロントパネルから調節できるように改造しようかなーと思っています。
nakami.JPG

ところで、レスリーですが、音量を上げると激しくノイズが出ます。ラインアウト経由でキーボードアンプを鳴らした時は出ないので、おそらくスピーカーが逝きそうなのだと思われます。いずれスピーカーをアメリカの業者に注文する予定。

2006年01月15日

ノードも直すどー

鍵盤のひとつが引っかかって戻らなくなるというトラブルがあったノードエレクトロですが、ケースと鍵盤の干渉を直すことで問題解消できたようです。

よく見ると微妙にケースが曲がっていることがわかります。
RIMG0379.JPG
ケースと鍵盤の隙間にマイナスドライバーを入れてこじった所、鍵盤の引っかかりは解消されたようです(乱暴者>自分)。

ところで、家の押入れにあったYAMAHAのFC-7というエクスプレッションペダルをつないでみたところどうもうまく行きません(ペダルの踏み込みの浅いところで急に音量が変わってしまいます)。ローランドのEV-5またはEV-7というペダルがお勧めのようなので、通販で買おうかなと思って、その前に念のためCLAVIA社(ノードの製造元のスエーデンの会社)のWebサイトを確認すると、FC-7でも改造をすれば使えることを発見。

Pedal_modification_2.gif

ジャックはモールド型で再ハンダ付けできないので東急ハンズで買ってきます。いずれにせよ無駄な出費を防ぐことができました(^^♪
追加:よく考えてみればペダル本体側で接続を変えれば済む話なので、本体側をばらして配線を変えました。バッチリ動作するようになりましたヽ(^o^)丿

ところで、ノードエレクトロはハモンドクローンとしてはかなり優秀(特にレスリーのエミュレーションはかなりいい感じ)ですが、やはりローランドVK-8に劣る点がいくつかあります。ひとつはペダル音源がないこと(これはジャズではかなりイタイ)。もうひとつは、1フィートの最高音のドローバーの音がちょっと薄めなことです。これにより、すべてのドローバーを引き出したレジスト(いわゆる「全部入り」)のサウンドがいまいち豪華さに欠けます。本体のEQのトレブルを最大に上げてもまだ足りない感じです。外付けエフェクタやアンプの設定で改善できないものかトライしてみる予定です。

あと、レスリーやパーカッションの設定が変えられないのもノードの欠点です。パーカッションは私の好みから言うとちょっと小さめですし、レスリーについてはFAST→SLOWの時にもっとゆっくり回転が落ちてった方が好きなんですけどね。この辺はソフトの問題なので、是非、OSアップデートで解消してほしいものです>CLAVIA

さらに追加:この前にも書いたように内蔵リバーブがない点も問題ですが、これは外部エフェクタを追加すれば良いこと。改善不可能な本当に致命的短所は鍵盤の発音位置が深いということですね。VK-8を始めとする今主流のオルガンキーボードはほぼすべて、通常のシンセよりも浅い位置で音が鳴るようになってます。こうするとことで、オルガン特有のグリス奏法をやりやすくしてます。ノードエレクトロは鍵盤を結構底まで押さないと音がでないので、かなり違和感があります。オルガンを弾いてるというよりも、シンセでオルガン音のパッチを弾いているという感じです。

ハモンドのメンテが続きます(1)

エディから買ったハモンド、現状という条件で買っているので細かい不具合があります。暇を見つけて直していく予定です。しばらくの間、ハモンドオルガンに興味ない人にとってはマニアック過ぎる内容が続くかもしれませんが、ご容赦を。

まず、ペダルですが、高い方のDの音が出ず、逆に低いFが出っ放しになっています。これは直さないと使い物になりませんので、最初に手を付けました。

ハモンドの足鍵盤はこういう構造になっています。
CA63KD6J.jpg
ペダルの先に板バネがついていて、これでマイクロスイッチを押す仕組みになっています。板バネの先はかなり鋭くなっていて注意しないと指を切りそうです。分解して運ぶことなど全く想定していない作りであることがわかります。Dのキーはこの板バネ部分が折れてました(最初からなのか運送中に折れたのかは不明)。某所で入手したサービスマニュアルで調べると、"PEDAL SWITCH PUSHER"という名称のパーツです。

ハモンドは製造中止になってからもう20年以上経つわけですが、今でも米国ではちゃんとパーツを通販してくれるところがありますので、そこにオーダーすることにしました(他のキーも結構折れそうなところがあるので、10本ほどまとめてオーダーした方が良いかも)。しかし、納品には時間がかかりそうなので、事務用品のクリップを使って応急処置しました。
CAENIZQT.jpg
しかし、よくよく考えてみたら99.9%使うことはない一番高いCのペダルのバネをはずして取り替えた方が確実だったかもしれません。応急処置のクリップがはずれたらそうするつもりです。

次に低い方のFキーがゆるゆるになっていて弾かなくても音がなってしまう症状ですが、これもバネの交換が必要かと思って、マニュアルを確認したところ、"TENSION ADJUSTER"というネジを絞めれば直ることがわかりました。楽勝です。
CAFUEPFV.jpg

まあ何と言いますか超アナログな楽器なので、壊れやすい分、修理も容易ですし、なかなか楽しいものがあります。残った問題としては、1)パーカッションのディケイをSLOWにすると5秒くらいになってしまう(いくら何でもSLOWすぎ)、2)レスリーの2スピード化(現状は、STOPとFASTのシングルスピードを2スピードに改造してるんですが、その改造部分をあえて無効化しているようです)、3)レスリー回転時のモーター音(ベルト音)の静音化、4)一部ドローバーの引っかかり解消などがあります。あー楽しい。^_^