2012年08月11日

テオウォンマウスピースのその後(サックス奏者専用記事)

だいぶ前に買ったテオウォン(Theo Wanne、正確な発音はシオ・ワニーに近い)のマウスピース(Kali 9#)ですが、もう他にスイッチできないくらい気に入っています。太さと鋭さを兼ね備えた素晴らしいマウスピースだと思います(お値段だけのことはあります)。

しかし、テオウォンにも問題点があります。それは、独特の一体型リガチャー。いかにもしっかりリードが留まりそうで良さそうですが実は結構ずれます(左右に)。また、リガチャーの位置を変えるのに六角レンチが必要というのも問題です。当日のコンディションやリードの堅さによってリガチャーの位置を容易に調整できません。米国のサックス掲示板SaxOnTheWebでも「テオウォン最高だけど、リガチャーは最悪」という声が聞かれています。

そういう事情でσ(^_^)は、ここしばらく純正リガチャーをはずしてオレガチャーを使っておりました。オレガチャーも割とリードずれやすいんですけど、テオ純正リガチャーより全然ましです。また、ネジの締め具合で抵抗感が大きく変わるのでリードの堅さに合わせた微調整も容易です。

オレガチャーの問題点としては、まずネジ山が弱いのですぐダメになってしまうという点があります(そのため、ネジだけ別売りしてたりします(結構高い))。もうひとつの(より重大な)問題は、使用と共に段々緩くなってきたことです。テオウォンはメタルマウスピースとしては規格外の太さなので合うリガチャーがほとんどありません。オレガチャーもいろいろ試して、アルトのラバー用が一番近いことがわかったのですが、ちょっとゆるめでした。加えて、オレガチャーは使用と共に結構伸びるのでいずれゆるゆるになるだろうと買った時にお店の人に言われていましたが、まさにその通りになってしまいました。プラスチックシートを間に挟んだりして調整していたのですが、どんどん伸びてきて、もう調整不可能な領域にまで来てしまいました。

ということで、オレガチャーに代わるリガチャーをずっと探していたのですが、前述のSaxOnTheWebで「ロブナーのプラチナムが合うらしい」との情報を得て、楽器屋で試してみたところ結構いい感じだったので購入しました。ロブナーというと皮製でどっちかというと響きを押さえるタイプなので全然検討対象にしていなかったのですが、プラチナムは金属製なのでそのような問題がありません(なお、別にリガチャーにプラチナが配合されているわけではなく、単なるシリーズの名前です)。

と言いつつ、オレガチャーほどではないのですが、ロブナープラチナムも使ってる内にちょっと伸びるので、やっぱりちょっと緩くなってきました。しょうがないのでゴルフ用の鉛の重りを挟んで使っています。ちょっとエヅラ的に難ありですが、鉛を挟むことでかえって反応が良くなるような気もします。

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なお、ロブナープラチナムは逆締めでも順締めでもどっちでも使えるのですが、自分は順締めで使ってます。こちらの方がリードの反応がよくなる気がします。一般に、リガチャーによる音色への影響はほとんどないようですが、レスポンスには大いに影響があるというのがSaxOnTheWebのコンセンサスです。

ところで、リードなんですが、以前にもうずっとレジェールで行くというようなことを書きましたが、結局、ファイブラセルに戻しました。どうしてかというとレジェールは結構経時変化があって、吹き続けているとどんどん柔らかくなっていくからです。ちょっと固めのリードを買ってなじませていく、いわゆるブレークインと呼ばれるプロセスをしてもいいのですが、それだと何のために人造リード使ってるのかわかんないですね。

もうひとつの理由はファイブラセルはアメリカのメーカーの直販サイトで買うと16ドルとお安く買えることです。送料入れても21ドルです(まとめ買いするともっと安くなります)。レジェールは何とかアメリカ(または、原産国のカナダ)から直接買えないかといろいろ聞いてみたのですが、正規代理店経由でしか買えないみたいで高いです。

ファイブラセルの堅さは2.5(LaVozだとM相当)、テオウォンのオープニングは9番なのでちょっと苦しいですけど、練習をサボらなければ何とかなるレベルです。

ということで、テオウォン Kali #9+ロブナープラチナム+ファイブラセル2.5を究極のセッティングとして使っていこうと思います(だけど、これが究極とか思ってもしばらくすると変えたくなっちゃうんですよね〜)。

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2012年06月25日

オルガンジャムセッション盛況のうちに終了です

すみません、このブログで告知し忘れましたが、偶数月第4日曜日定例のオルガンジャムセッション@OrganJazz俱楽部無事終了しました。As×1、Fl×1、G×2、Org×1、Ds×2、ボーカル×1、聴く人×3となかなかの盛況、やはりドラムがある程度多いといいですね。腕利き揃いで楽しかったです。参加された皆様、聴きに来ていただいた皆様どうもありがとうございました。

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次回は8/26(日)の予定です。

2012年06月13日

ケースにまつわるエトセトラ

まあどーでもいい話なんですが参考になる方もいるかもしれないので、

σ(^_^)はテナー用ケースとしてずっとプロテックのセミハードケース(前のモデル)使ってました。軽量なわりにしっかりして良いケースです。だけどキャノンボールのテナーはすごく重いので肩がしんどくなってきました。ということで、純正のショルダーベルト(リュックのように背負えるベルト)を買ってみました。

ところが家でベルト付けてみようとするとどう付けて良いのかわかりません。写真を撮って楽器屋さんにメールして「どう付けるんですか?」と質問したら、何とケースが不良品で、ベルト取付具が全然間違った位置に付いていることが判明!付くわけないです。

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楽器屋さんが輸入代理店と交渉してケースの方を新品と替えてもらえることになりました。ラッキー。楽器屋さんもこういう不良品は初めて見たそうです。

で、ここからが大事な情報ですが、プロテックのセミハードケースは新モデルは通常サイズとベルが大きめの楽器用のXLモデルがあります。σ(^_^)のキャノンボールはビッグベルモデルなので試してみたんですが、通常サイズのモデルでも、ネック部分の譜面台のネジをはずせばぴったりはまります(これは今まで使っていた旧モデルのケースでも同様)。一方、XLモデルの方は、PAD SAVERをはめた状態だとなぜか楽器の縦方向がきつくてはまりません(純正のプラグ付けてる場合だとぴったりなのかもしれません)。σ(^_^)の場合、キャノンボールだけじゃなくて、別に持ってるセルマー等も入れることもあると思うので、XLモデルはやめて普通のにしました。通販でケース買ったりする方は気をつけてくださいね。

また、C.C.シャイニーのようなパック型ハードケースにはキャノンボールのビッグベルモデルは入らないと思います。自分は付属品入れる場所が小さいのでパック型ハードケースはどっちにしろあまり好きではないですが。

プロテックのショルダーベルトはすごく楽でキャノンボールの重さも苦になりません。車で行きにくいジャムセッション場にもいろいろ足を伸ばしてみようと思いました。

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2012年06月03日

ジョシュアレッドマンのライブに行ってきました

ジョン・アバークロンビー、クリス・ポッターに引き続き、ジョシュアレッドマン率いるジェームズファームのライブを聴きにブルーノートに行ってきました。

2012年06月03日15時48分16秒0001

開場ちょっと前に行ったらまたしてもかぶりつき席をゲット(まあ、普通の人はあんまりこういう席座りたがらないですよね)。

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ジョシュアのテナーはセルマーSBA(スーパーバランスアクション)にビンテージのラバーオットーリンクにフランソワルイのリガチャーという普段のセッティング。ソプラノ(セルマーのマーク6をカーブドネックに加工?)もステージにありましたが、自分が行ったセットでは吹きませんでした。アンブシュアは超ファットリップでくわえる深さは普通、特に変わったところはない王道スタイルです(指がすごく長かったけどサックスの場合はあんまり関係ないですな)。

演奏内容はうまいの一言。フラジオ域まで完全にコントロールしています。また、ドラムのエリックハーランドがすごかった。かなりの変態ビート叩いてもテンポ感がまたっく失われません。

さて、すごいテクニックではあるのですが、クリスポッターと比べるとどうも音圧が低い。音量とかそういう話ではなく、音の詰まり具合が違うというか...

サックスの「音圧」については、また改めて考察してみたいのですが、CDでの印象と生音が違うこともよくあります。たとえば、ジェリーバーガンジーなどはCDで聴くとちょっとモコモコした音色の印象がありますが、生で聴くとものすごい音圧です。ジョシュアレッドマンはCDでも生でもちょっとモコモコという感じ。

あと、フレーズ的にもクリスポッターの方が冒険していて限界に挑戦している感じでスリリングです。ジョシュアレッドマンはそつなく吹いているなあという印象。まあ、スタイルの違いと言えばそれまでですが。

7月には、グラントスチュアートやシーマスブレークが来日するようです。見に行けるようお小遣いを貯めておくことにします(笑)。

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2012年05月29日

ジョン・アバークロンビーのライブ行ってきました(目当てはゲーリーベルサーチ)

クリスポッターを見に行った前日はピットインにジョン・アバークロンビーを見に行ってきました。とは言え、お目当てはオルガンのゲーリーベルサーチです(ところで、Gary Versaceは洋服ブランド名に引っ張られたのか日本での標準表記は「ベルサーチ」ですけど、アバークロンビーは「バサーシ」と呼んでましたね)。

ゲーリー・ベルサーチは何枚かCD持ってますがピアノ兼業のオルガニストです。ブルース色、ジミースミス色をほとんど感じさせない、サムヤヘル等と似たような方向性のスタイルです。

(この写真はピットインの公式サイトから)

ライブの前日に急に思い立ってチケットを買ったので整理番号が結構後ろの方でしたが、なぜかオルガン真ん前の一番前の席が空いていたのをゲットできました。オルガンの手元は客席からは見えないセッティングなんですが、足下が見られるのでラッキーです。

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やはりエクスプレッションペダルを大胆に使うサムヤヘルのようなスタイル。ペダル鍵盤は基本的に常に左手ベースと合わせてますがテンポが速くなると音程は気にせずタップだけするという標準的スタイルです。ただし、ヤヘルのように靴を脱ぐことはなく普通の靴で弾いてました。右手のフレーズは割とメカニカルなフレーズをクールに弾くスタイル、CDだといまいち煮え切らない印象なんですが生はかなりホットでCDより全然よかったです。

ライブ全体としてはなんか70%のくらいの力でこなしたみたいな印象でした(下にあるYouTubeの動画みたいな演奏(これはオルガンはベルサーチではないけれど)を期待したのですが)が、あまり生で聴ける機会がないと思われるベルサーチのプレイを至近距離で見られただけでも貴重な体験でした。

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クリスポッターのライブ行ってきました

最近はジャムセッションばかり行っていて全然他人のライブを見てない(特に外タレ)のでちょっとまずいかなと思っていました。いうことで、ちょっと時間が出来たこともあり、コットンクラブ(丸の内の方)にクリスポッターを見に行ってきました(前の日にはピットインにジョンアバークロンビーのオルガントリオを見に行ってきたのですが、こちらについては後日書きます)。

2012年05月29日15時08分52秒0001

開場30分前に行ったら何と一番乗りでした。ポッターのかぶりつき席をゲット。ご本人まで1メートルもないです。

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バンドはUndergraound名義です。Undergroundと言えばベースレスでピアノ(ローズ)が左手でベースラインを弾くのが特徴ですが、今回はベーシスト(Fima Epronという人)が入ってました。オクターバーのようなエフェクトも使いつつ重低音中心でドローンのように鳴らし続けるスタイル、いかにもハウスミュージック以降という感じでちょっとおもしろかったです。演奏内容の一部がコットンクラブの公式サイトにアップされています(いきなり音が出るので注意)。

至近距離で聴けたのでいろいろ勉強になりました。

まず、楽器ですが、たぶんここのところずっと使っているシルバープレート(銀メッキ)のセルマーSBA(スーバーバランスアクション)というビンテージ、マウスピースはオットーリンクのビンテージ(リガチャーもオリジナル)でした。さすがに番手はわからないですが、Webの他の情報だと、8*か9番にリコージャズセレクトの3Mあたりを使っているようです。ちょいきつめですがプロとしては標準的なセッティングですね。と言いつつYoutubeにセルマーのC*で吹いてるらしい映像がありますが、基本的に音は一緒なのでマウスピースが何だからどうだというわけではないですね(当然)。

さて、オフマイクの生音も含めて、ポッターの音を思う存分聴けたわけですが、音の密度の濃さには圧倒されました。特に、中域の音の厚さは圧倒的。ブレッカーが「鋭くて速い」ならポッターは「重くて速い」というイメージですね。

アンブシュアー的にはいわゆるNo Embouchureのリラックスしたアンブシュアで超ファットリップ、音域によって顎の位置はほとんど変わりません。マウスピースくわえる深さは普通(バイトプレートの真ん中あたり)。一部の曲でバスクラも吹きましたけどバスクラの時もアンブシュアはほぼ同じです。クラはややシンリップで、口角を引いて(スマイルの口で)吹くのが標準的かと思いますが、ジャズの場合はあまり関係ないみたいです。

指使いですが、当然ながら基本に忠実でどんなに速いフレーズを吹いても指がほとんど上がりません(後期のブレッカーは結構指が激しく上がってましたけどね)。よく指は卵を持つように軽く曲げるなどと言われますが、ポッターの場合はほとんどまっすぐ状態(特に右手)です。ちょっと特徴的なのは左手の手首で、けっこうクネクネ動かしてます(下のクリニックのソロ動画(これまたすごい演奏)などを見るとよくわかります)。たとえば、Dのサイドキーを押すときに、わざわざ人差し指の付け根のあたりで押すので手首をちょっとひねるような感じになります。単なる癖なんでしょうか、こっちの方が吹きやすいのでしょうか。

 

フレーズについては、前から思ってましたが、ストック・フレーズというかリックというかいわゆる手癖ぽいフレーズがほとんど出ません(これは、ブレッカーやグロスマンとは対照的)。メカニカルなんですがメカニカルな要素を感じさせないフレーズです。おそるべき練習量なんでしょうね。

ところで、ポッターはTEACのICレコーダーで自分たちの演奏を録音してました。後で聴き直して反省会するんでしょうか?ジャムセッションに来てるアマチュアみたいだと思いましたが、やはりプロでもこういうことはやるんですね。

今回行ってみてやはりたまにはトッププロの演奏も聴かないといけないな〜と思いました。自分の勉強のためという意味でも人生の楽しみという意味でも。

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2012年04月24日

4/22のオルガンジャムセッション無事終了です

恒例(偶数月第4日曜)のオルガンジャムセッション@沼袋OrganJazz俱楽部ですが、盛況のうちに終了しました。Org×5、G×4、fl×1、聴く人×3となかなかの盛況。金子雄太さんや宇多慶記さんにも遊びにきていただいて異常にレベルが高い演奏が展開されました。

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リスナーの方も大変感激していましたがまあ当然でしょう。ただ、最近の傾向としてドラムが全然来ません。ホストドラマーの加藤哲子さんが死んでしまうので是非ドラマーの方もお越しください。ものすごいペースで順番が回ってくると思います。自分は初めて金子さんと演奏してちょっと緊張しました。もうちょい高いレベルでの共演ができるように精進いたします。

ご参加の皆様どうもありがとうございました。次回は6/24の予定です。

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2012年04月15日

今度の日曜日(4/22)はオルガン・ジャムセッションです

今度の日曜日(4/22)は定例の沼袋OrganJazz倶楽部におけるジャムセッションでホストやります。以前のエントリーで4/27なんて書いてしまいましたが間違いです(基本的には偶数月の第4日曜日です)。ホストは私とドラムの加藤哲子さん。ノンストップでできるだけゲストに弾いてもらえるように心がけております。

18時から22時半頃まで。チャージ1500円+ワンドリンク。

ださださフレーズを弾かないようにがんばります(笑)。ボーカルや聴くだけの人も是非どーぞ。

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2012年04月12日

ださださフレーズから卒業したい(3)

ださださフレーズ脱却のための具体的なルールについて書いて行きたいと思います。なお、あくまでも自分はこう思っているというだけの話であって絶対的なルールではありません。そもそもジャズには絶対的なルールなどないわけであって、敢えてださいフレーズを弾くことがかっこいいケースもあるわけです。また、ある程度モダンなスタイルを想定していますので、スイングジャズだとかデキシーランドの場合はあまり関係ないと思います。

ルール1: メジャースケールを忘れよ

ださださフレーズの典型はドレミファソラシドのダイアトニックな感じが出すぎたフレーズであると思います。これを避けるためにはメジャースケールを吹かなければよいのです。

ジャズの教科書の中にはトニックのコードではイオニアンスケール(=メジャースケール)でファがアボイドなんて書いてあるものが(たぶん今でも)あると思いますが、これはバップ以降のジャズではあまり適切ではないと思います。トニックではリディアン(ファが#)を中心に使うべきだと思います。

リディアン中心で弾くというのはジョージ・ラッセルの「リディアン・クロマティック・コンセプト」(リディクロ)の考え方です。自分はリディクロいまいちよくわかってませんが、リディアン中心の方がカッコイイのは感覚的にわかります。別に特別な考え方ではなく、パーカーやロリンズ等も普通に使っています。

リディアンから派生してスケールとしてリディアン・ドミナント・スケール(ファが#、シが♭)があります。ドミナントやブルーノートぽいところで使えます(一部のジャズ教科書にあるように、ドミナントでミクソリディアンなんて使うべきではないと思います)。

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ファとソを両方#させた、リディアン・オーギュメントなんてスケールもあります。マイケルブレッカーにインタビューした時にこれは大事だと教えてくれたスケールであります。実際、ブレッカーもよく使っていました。コード感を極端に失うことなく、いい感じでアウトな感じが出せるので便利です。

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ということで、練習する時も、メジャースケールの練習はそこそこにして、リディアン系中心に練習し、フレーズを組み立てる時もリディアンスケールの派生から考えるのがだささ排除の第一歩ではないかと思います。

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ださださフレーズから卒業したい(2)

ださださフレーズを避ける具体的なやり方を考える前に前回書いた「聴いてかっこ悪いフレーズは練習しない」という点について説明しておきます。

たとえば、Cのペンタトニック・スケールの練習をするとします(パターン1)b1

こういう一番シンプルなパターンもさすがに吹けないとまずいので練習することは必要です。しかし、あまり練習しすぎてしまうと「手癖」化してしまい、アドリブソロを取っている時にもつい出てしまいます(特に速弾きフレーズの場合)。これはジャズ的には結構かっこ悪いフレーズだと思います(ジョンスコとかならこのフレーズでもかっこよく弾けるのかもれませんが)。

同じペンタトニック・スケールの練習でも音の並びを変えて裏拍から始めると結構感じが変わります(パターン2)
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こうするとパターン1よりはかなり実戦向けになります。ソロ中で出てきても全然マシです。

あまり練習に時間が取れないアマチュアが基礎練習をする場合にはパターン1のような「練習のための練習」はできるだけ避けて、パターン2のようなソロ中で出ても自然なパターンの練習により多くの時間を使うべきというのが私の考えです(もちろん、パターン1が弾けませんというのはさすがに問題なので、ある程度楽器が弾けるようになってからのお話です)。

次回以降、もっと具体的な例を挙げていこうと思います。

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2012年04月10日

ださださフレーズから卒業したい(1)

久しぶりにジャズのアドリブ手法について何回か書いてみようと思います。

他の多くの人と同様、自分もジャムセッションの演奏は録音して反省のために後で聴き直してますが、自分の演奏を聴いて思うのは、ナイスな部分もある一方で、ダサダサフレーズも多いということです。萎えます。

アマチュアジャズミュージシャンにとっての最大の課題は「いかにかっこいいフレーズを吹くかはななく、いかにダサダサフレーズを吹かないか」ではないかと思います。大昔、YAMAHAのスクールで中村誠一氏にサックスを習っていたことがありますが、その時、「自分の演奏を録音して、一番かっこ悪いところを探して、なぜかっこ悪いのかを考えろ」とアドバイスされたことがあります。考え方は同じでしょう。

一番問題になるのは間違ったフレーズ(吹けてないフレーズ)というよりも、音としては合ってるんだけどジャズっぽくないイモなフレーズということになると思います。

ダサダサになる要因としては、楽器のサウンドやアーティキュレーションの問題も大きいです。典型的には、跳ねすぎでピョコピョコしたフレーズ、タンギングが足りない垂れ流しフレーズなどです。アーティキュレーションの問題については別途触れるとして、とりえあずフレージング(音の選び方)の問題に話を絞って考えてみようと思います。

ダサダサになるフレーズの典型はメジャースケールのダイアトニック(ドレミファソラシド)が出過ぎてしまったフレーズだと思います。ドーシラソファミレドとかやってしまうと、それまでどんなにかっこいいアドリブを取っていても萎えますね。

アマチュアにとってこういうダサダサフレーズを避けるひとつの方法は「聴いてかっこ悪いフレーズは練習しない」ということだと思います。なので、ある程度楽器ができるようになったら、メジャースケールの練習なんかはしない方がよいと思います。同様に、クラシック系のエチュードをやり過ぎるのも問題だと思います。つい手癖でジャズ度を著しく欠く速吹きフレーズが出てしまいます。トッププロでもそういう傾向の人いますよね(たとえば、○リック○レキサンダーとか(ゴニョゴニヨ))

では具体的にどういう練習すればよいのかについての考えを次回以降に書いて行こうと思います。

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2012年02月29日

オルガンジャムセッション無事終了です

2月26日の沼袋OrganJazz俱楽部でのジャムセッション無事終了です。Org×5、G×3、Ds×1とまずまずの盛り上がり。オルガニストが多いのは良いことですね。参加された皆様どうもありがとうございます。次回は4月27日(間違えました)4月22日です。

写真載せますが固定カメラのアングルが最悪ですw
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2012年02月21日

今度の日曜日(2/26)はジャムセッションです

今度の日曜日(12/25)は定例の沼袋OrganJazz倶楽部におけるジャムセッション

18時から22時半頃まで。チャージ1500円+ワンドリンク。

特に最近は腕利き揃いで参加楽器のバランスも良いことから、結構楽しく弾きまくれるのではないかと思います。ふるってご参加ください。

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2011年12月26日

ジャムセッション盛況でした

集客が心配されたクリスマスのジャムセッション(@沼袋OrganJazz倶楽部)ですが、Org×2、G×2、Dr×2、As×1、P×1となかなかの盛況でした。みなさん腕利きぞろいで楽しかったです。万一、客が来なかった時は自分が大量に酒飲んでお店に貢献しようと電車で行ったのですが(普段は車)その必要もなかったです。写真は撮り忘れ。

次回は2月の第4日曜日(26日)です。

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2011年12月18日

今度の日曜日(12/25)はジャムセッションです

今度の日曜日(12/25)は定例の沼袋OrganJazz倶楽部におけるジャムセッションのホストです。18時から22時半頃まで。チャージ1500円+ワンドリンク。年末、クリスマス当日、3連休の末尾と集客面での悪条件ぞろいです。来られた方は最初から最後まで弾きっぱなしできるかもしれません(笑)。もし誰もこなかったら、普段できてない難しい曲の練習タイムにしちゃおうかとも思います(苦笑)。

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2011年12月15日

ジャズライブ無事終了です

12/13の下北沢APOLLOでのライブ無事終了しました。1曲公開します。カメラアングルがどいひーです。ZoomのQ3HDというカメラで撮っているのですが、これはデジタルオーディオレコーダーにビデオカメラが付いているような製品で音は良いのですが、ビデオ機能は最低限です。特に、モニターが背面からしか見れないのでアングルがずれててもわからないのですよね。今度は普通のビデオカメラ(こちらは音が悪い)で録って後からPCの編集ソフトで音声と合わせようかなとか思いました。

私の演奏ですがこのテンポだとついて行くのがせいいっぱいでソロの構成とか考えてる余裕がないのがつらいところです。あと、ちょっとリードがやわらかすぎな感じ。レジェール(Studio Cut)の1-3/4番を使ってますが、練習の時はよくても本番で気合い入れて吹くとちょっとコシが足りない感じがします。しかし、2番だとちょっと堅いのですよね。2番をちょと削って使うくらいがちょうどよいのかなと思いました。

集客がきびしかったので次回は当分ないかもしれません(泣)

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2011年12月06日

12/13 下北沢でジャズライブです

10月に引き続き、12月13日(火)にまた下北沢APOLLOでジャズのライブをやらせてもらうことになりました。メンバーはこの前と同じです。20時開始(22時頃まで)、チャージは1500円(値下げしましたw)。この前と同様モンクの曲やったりします。隔月ペースくらいでレギュラー化したいものだと思っております。

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2011年10月24日

先日のライブ映像

先日のライブの時に撮ったビデオ、facebookでは公開しているのですがここでも公開しちゃいます。カメラの位置がよろしくなかったので西川さんに完全にかぶってしまってどうもすみません。

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オルガンジャムセッション無事終了です

沼袋OrganJazz倶楽部でのジャムセッション、無事終了いたしました。Org×1、G×3、As×1、Ts×1、Ds×2、聴く人×2とまずまずの集客。全員腕利きでレベル高かったです。参加されたみなさまどうもありがとうございました。次回は12/22です。

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2011年10月21日

今度の日曜(明後日)はオルガンジャムセッションです

自分のライブで燃え尽きたと思ったらwもう隔月恒例ジャムセッションの日(10/23)が来てしまいました。いつもどおり、沼袋OrganJazz倶楽部にて18時から22時頃まで。1500円+ワンドリンクです。ホストはσ(^_^)と加藤哲子さんです。お客様にできるだけ多く回すのを目標でやっていきたいと思います。最近は、プロも含む豪華メンバーのことが多く、聴くだけでも楽しめますよ。ぜひお越しくださいませ。

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