2011年02月18日

【CD評】ホームカミング (スティーブグロスマン)

かねてから待ち望んでいたSteve Grossmanの新譜HOMECOMINGが出たので買いました。中村照男氏プロデュースの日本盤です。

KatonahやTake The D Drainなどのグロスマンのオリジナル曲、Ceora、This Time The Dream's On Meなどのよくやるスタンダードを含む構成は期待させるものがあります。だけど内容は正直イマイチと言ったところかな。グロスマンの凄みが半分も出てない気がします。グロスマンが衰えたとは考えたくない、プロデュースの問題ではないかと思います。

1曲目Una Masというラテン曲でTom Browne(あのGRPレーベル等で吹いてたTom Browneです)のソロから入るのですが何か煮えきらないソロで萎えます。グロスマンのソロも不完全燃焼という感じ。この曲の演奏がYouTubeで公式プロモーション動画として上がっているのですが、何故このトラックをプロモーションに選んだのかという気がします。そもそも、本当はグロスマンのワンホーンアルバムにしていただきたかった。いろいろと大人の事情があるのかもしれませんが。

やはりグロスマンは生で聴きたいという感じがします。なんかMIXIの情報だと飛行機代出してくれれば日本にいつでも行くと言ってるらしいですが、だったらσ(^_^)のマイレージ寄付しようかななんて(エコノミーだけど)。

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2011年01月30日

テオウォンはこんな音

先日行った某ジャムの演奏、わりと録音状態がよかったのでテオウォン(Kali 9番)音のデモとしてちょっとだけ公開しちゃいます。あまりハイバッフルという感じではなくてオットーリンク系の太い音という気がします。だけど、たぶん、同じ環境でガーデラで吹いてもも実はそんなに変わらなくて、良くも悪くも自分の音なんだろうな〜という気もします。正直、テオウォンはガーデラMB2と比べてちょっと苦しいのですが(チェンバーも大きい上に開きもちょっと大きいので当然)しばらくこのセッティングでやっていこうかと思います。

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2011年01月23日

ジャズスタンダード曲にコメントしていくよ(Hの巻)

続きです。

HAVE YOU MET MISS JONES?
知っておきたい度: 4
これジャムの定番曲だと思いますが『ハンドブック』に載ってないせいでできないことが多くて悲しかったです。これを機会にもっと普及して欲しい。サビの進行がプチジャイアントステップス。初心者脱却の練習曲です。

HERE'S THAT RAINY DAY
知っておきたい度: 4
良い曲です。ボサでも4ビートでもナイス。

HOT HOUSE
知っておきたい度: 3
What is This Thing Called Loveのコード進行に基づいたバップ曲。かなり難しいテーマです。練習曲としてよいかも。

HOW DEEP IS THE OCEAN
知っておきたい度: 3
これも好きな曲。バラードでも速めでもOK。

HOW HIGH THE MOON
知っておきたい度: 5
これは知っておきたいですね。II-V進行のよい練習曲。

HOW INSENSITIVE
知っておきたい度: 4
ちょっと速めでやってもなかなかかっこいいボサ曲。邦題は『お馬鹿さん』というのですね(まあ間違ってないけど)。ジョビンの曲とされていますが最初の部分はショパンの前奏曲4番とほぼ同じ。

以下は『バイブル』に載ってない曲。

HALF NELSON
知っておきたい度: 2
LADY BIRDのコード進行にもとづくバップ曲。よい練習曲です。

HOW ABOUT YOU
知っておきたい度: 2
あまりジャムではやらない気もしますがそんなに難しくないので知っておいてもよいでしょう。

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2011年01月19日

ジャズスタンダード曲にコメントしていくよ(Gの巻)

そろそろ飽きてきましたが(笑)続けます。

GEORGIA ON MY MIND
知っておきたい度: 4
R&B系の人がジャズジャムに来てしまった場合等に必須。オルガンでゴスペル風にやると決まりますね。

GIANT STEPS
知っておきたい度: 2
「み〜て〜る〜だ〜け〜」の歌詞でおなじみ(笑)の難曲。これがちゃんとできたら上級者では。

GIRL FROM IPANEMA
知っておきたい度: 5
ボサノバ入門曲だけど、サビは結構難しい。σ(^_^)もイマイチよく覚えられません。

GOOD BAIT
知っておきたい度: 3
AABA構成でBは4度上がるだけのシンプルな曲。ジャム向きな曲なので『バイブル』収録は喜ばしい。テーマはちょっと練習が必要かも。

GROOVIN' HIGH
知っておきたい度: 4
テーマがちょっと難しいバップ曲。ジャム向きです。

『バイブル』に載ってない曲としては。

GENTLE RAIN
知っておきたい度: 2
美しいボサ曲。これは『バイブル』に載っけてほしかった。

GONE WITH THE WIND
同じく『バイブル』に載っけてほしかった。よくやるし。 知っておきたい度: 4

GRORIA'S STEP
知っておきたい度: 1
ビルエバンスの名曲。難曲ですがたまにやりたがる人がいるみたいです。5+5+10の20小節ワンコーラスという変則的な構成。

posted by kurikiyo at 17:13| Comment(0) | TrackBack(0) | ジャズ

2011年01月17日

ジャズスタンダードにコメントしていくよ(Fの巻)

続きです。

FALLING IN LOVE WITH LOVE
知っておきたい度: 3
「恋に恋して」、おしゃれな曲ですね。コードは割と簡単なんですが間が持たなくて結構難しい。ちょっと速めのテンポでやった方がいいと思います。

FEEL LIKE MAKIN' LOVE
知っておきたい度: 3
The Chicken, Cantarope Island等と同様ジャズの曲を知らない人が来た時対策。名曲です。

FLY ME TO THE MOON
知っておきたい度: 5
初心者が絶対覚えるべき曲のひとつ。エニーキーで練習してもいいくらい。ボサでも4ビートでもナイス。

FOGGY DAY, A
知っておきたい度: 3
シンプルなコード進行。最後のケーデンスを何回繰り返すかの打ち合わせが必要。

FOOTPRINTS
知っておきたい度: 4
モーダルに遊べる3拍子ブルース。ベースが曲を知らないと対応不可能かも。

FOREST FLOWER
知っておきたい度: 2
チャールズロイドのボサ曲。いい曲だけどあんまりジャムでやらない気が。

FOUR
知っておきたい度: 5
ペットとサックスの2管でやると楽しい曲。テンポが速すぎて崩壊することもあるので控えめに。

FOUR ON SIX
知っておきたい度: 3
ウェス・モンゴメリーの曲。ギターフィーチャーじゃないと意味ないですね。オルガニストとしては覚えておかないとまずいかも>自分。

FREDDIE THE FREELOADER
知っておきたい度: 3
カインド・オブ・ブルーに入ってるシンプルなブルース。テーマを管でハモると楽しい(1管だとちょっと間抜け)。

『バイブル』収録でない曲は以下。

FALLING GRACE
知っておきたい度: ?
Steve Swallowの曲。知っておくべきかはよくわかりませんが、Real Bookにも載ってるし、以前某ジャムでコールされて対応できなかったので挙げてみました。結構難しい曲というかどういう曲なのかまだ把握できてません。

FOR HEAVEN'S SAKE
知っておきたい度: 3
美しいメロディのバラード。ペットのワンホーンでやったりすると泣けます。

FREEDOM JAZZ DANCE
知っておきたい度: 3
これも1発物のジャズ曲知らない人対策。σ(^_^)は今だにテーマがよく覚えられません。

FRIED BANANAS
知っておきたい度: 1
あんまりジャムではやらないかもしれないのですが個人的に好きな曲なので。It Could Happen to Youのコード進行によるDexter Gordonのオリジナル。It Could Happen to Youをやるより楽しい。ドラマーが曲を知らない時はテーマ16小節目でブレークと説明しておきましょう。

posted by kurikiyo at 15:04| Comment(0) | TrackBack(0) | ジャズ

2011年01月15日

ジャズスタンダード曲にコメントしていくよ(Eの巻)

続きです。Eから始まる曲って結構少ないですね。

EASY LIVING
知っておきたい度:3
バラード名曲です。もっとジャムでやればいいのにと思います。

EMILY
知っておきたい度:2
ビルエバンスの演奏で有名なバラード曲。良い曲なんだけどメリハリのあるソロを取るのは難しい。あまりジャムでやることはないような気もします。

EVERYTHING HAPPENS TO ME
知っておきたい度:4
割と演奏しやすいバラード曲。初心者のバラード入門曲としてよろしいんじゃないでしょうか。

EVIDENCE
知っておきたい度:2
モンクの曲。これは難しい。σ(^_^)も吹けない(弾けない)。メンバー全員が曲を把握していないとたぶん対応困難。

『バイブル』に載ってない曲で知っておいてもよそそうなものとしては以下があるでしょう。

EAST OF THE SUN
知っておきたい度:4
これは知っておいてもいいんじゃないかな。何で『バイブル』に載せなかったんでしょうか?版権の関係かな?この曲はやっているうちにOut of No Whereにならないように注意が必要。

EASY TO LOVE
知っておきたい度:3
コールポーターの曲です。個人的には好きな曲なんだけどあんまりジャムではやらないですね。簡単そうに見えてソロをまとめるのが結構難しい曲。

EMBRACEABLE YOU
知っておきたい度:2
ガーシュインの曲です。やるとしてもほとんど歌伴かな。

ESP
知っておきたい度:2
プロ系のジャムではやることもあるんじゃないでしょうか?

EVERYTIME WE SAY GOODBYE
知っておきたい度:2
コルトレーンのソプラノによる演奏が有名ですが、ジャムでやるとしたら歌伴のケースでしょう。歌としては結構難しそう。

posted by kurikiyo at 16:52| Comment(0) | TrackBack(0) | ジャズ

2011年01月10日

やっぱり俺はオレガチャー(笑)

スタンダード曲にコメントするシリーズはちょっと休んでサックスの話です。前にも書いたとおり、テオウォンのオリジナル・リガチャーいまいちな感じがしたので、ガーデラでも愛用していたオレガチャーに変えてみました。結構良い感じです。サムレストを変えると音が変わる、ましてや、ネジを銀製にすると音が変わるなんていうのは迷信だと思いますが、リガチャーを変えると確実に音が変わります。
olegature.JPG

ところで、オレガチャーとは別にオヤジギャグではなく、アメリカのOleg Garbuzovさんというサックス職人が作っているリガチャーです。ロブナーのような構造ですが、皮ではなく金属の鎖かたびらのようなベルトでリードを止めます。リードの反応が良くなる一方で変な倍音も出なくなります(リードミスが激減します)ので、特にハイバッフルのマウスピースに向いているんじゃないかと思います。また、ネジの締め具合によって結構レスポンスが変わりますのでリードのコンディションによっていろいろ調整できます。さらに当然ですがテオウォンの一体型リガチャーと違いリガチャーの位置自体をその場で調整するのも簡単。自分の場合、テオウォンではネック側に付けた方が良さげです(ガーデラではかなり先っぽに近い位置に付けています)。

さらなるオレガチャーのメリットとしてひとつのリガチャーでサイズが異なる複数のマウスピースに対応できるという点があります。ただガーデラ用に買ったやつ(サイズ4番)ではさすがにテオウォンは太すぎて入らないので、アルトのラバー用(サイズ1番)を買いました。ちょっと大きいのですが、オレガチャーに元々付いているすべりどめのパッチシールみたいなものをマウスピースに貼るとフィットします。また、フランソワルイ等の高価なリガチャーと比較すると安い(8000円くらい)なのもよろしいかと思います。ただ、結構個体差があってネジが妙に堅い奴があったりしますので現物で試奏はしてみた方がよいと思います。石森楽器が総代理店なので結構在庫がそろっています。

結果的に、レスポンスが良くて音が太いというテオウォンの特徴をさらに引き出せるようになったのではと思います。しばらくこのセッティングで精進します。

posted by kurikiyo at 16:08| Comment(0) | TrackBack(0) | ジャズサックス

2011年01月08日

ジャズスタンダート曲にコメントしていくよ(Dの巻)

続きです。

DAAHOUD
知っておきたい度:3
別名「ダッフンダ」w(本当は「ダフード」)。クリフォードブラウンによるコテコテのハードバップ曲。2管でやるとかなりカッコイイですし、そんなに難しくもないですが、テーマに微妙な仕掛けが多いので全員が曲を知らないとできないんじゃないかと思います。

DAY BY DAY
知っておきたい度:3
ボーカルとやることが多い気がしますが知っておいてよいでしょう。

DAYS OF WINE AND ROSES, The
知っておきたい度:5+
大定番曲。初心者はブルースの次はこれかな。ビルエバンス風にコーラスの後半を短3度上げてやるのも楽しい。

DEAR OLD STOCKHOLM
知っておきたい度:3
哀愁をおびた良い曲。小節数が半端なのでバッキングがしっかりしてないとグダグダになる可能性あり。

DOLPHIN DANCE
知っておきたい度:3

これも良い曲だけど、結構難しい。どこやってるかわからなくなっちゃいます。

DONNA LEE
知っておきたい度:4
バップの権化のような曲。バップのアーティキュレーションを学ぶための練習曲に最適。バカ速で腕を競う結果になることも。

DOXY
知っておきたい度:4
ロリンズの楽しい曲。初心者も熟練者も楽しめます。これはもっとジャムでやるべきだけど『ハンドブック』に載ってないので流行らないんだろうな〜。

『バイブル』に載ってない重要曲としては以下があるかと思います。

DARN THAT DREAM
知っておきたい度:3
これは良い曲だ。なんで『バイブル』に掲載されなかったのでしょうか?

DEXTERITY
知っておきたい度:2
バップのリズムチェンジ曲。これも『バイブル』に掲載してほしかった。なぜならばテーマのメロディ(特にサビ)が全然覚えられないからです。

DEWEY SQUARE
知っておきたい度:2
これもバップ曲ですがリズムチェンジではありません。上と同じ理由で掲載してほしかった。

あとは、Dearly Beloved、Dindi、Desafinadoくらいでしょうか。

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2011年01月07日

ジャズスタンダード曲にコメントしていくよ(Cの巻)

続きです。「知っておきたい度」は5点満点(どんな初心者でも絶対知らないとまずい曲は5+としました)

C JAM BLUES
知っておきたい度:5
まあこの曲はもちろん知っておきたいんですけど、1回聞けば覚える超シンプルな曲なのでわざわざ本に載せる必要はあるのでしょうかと思いました。ところで以前、某ジャムで「Cジャムブルースお願いします。キーはFで」という人がいてちょっとおもしろかったです。

CANDY
知っておきたい度:4
初心者でもソロが取りやすく盛り上げやすい曲。邦題は「恋するキャンディ」であることを初めて知りました。何か少女マンガのタイトルみたいですね。だけど、自分の恋人のことをキャンディと呼んでいる歌詞なのでこのタイトルは不正確ですね。「キャンディに恋してる」とかだったらわかりますが。リーモーガン風にテーマでドラムとの掛け合いが入るのも楽しいけど、ドラムが知らないと対応不可能でしょう(6小節+4小節の変則的掛け合いなので)。

CANTALOUPE ISLAND
知っておきたい度:4
4ビートばかりで飽きてきた時のチェンジオブペースもいいですし、全然ジャズの曲を知らないフュージョン系の人がジャズのセッションに来てしまった時などにもいいですね。

CARAVAN
知っておきたい度:4
あんまりジャムセッションでやらない気がしますが覚えておいて損はない曲です。

CHEROKEE
知っておきたい度:5
バカ速テンポで腕を競う場になりがちな曲。サビはそれなりに練習が必要、手探りでは弾けません。

CHERYL
知っておきたい度:3
チャーリーパーカー作曲のビバップ系ブルース。なかなかカッコイイテーマです。練習曲として最適。

CHICKEN, The
知っておきたい度:4
CANTALOUPE ISLANDと同様、ジャズの曲を知らない人、コードチェンジに付いていけない人対策の曲。あまりソロが長いと嫌われるかも。

CHILD IS BORN, A
知っておきたい度:3
サド・ジョーンズの名曲。何となくギターでテーマを取る感じが強い。

CHRISTMAS SONG, The
知っておきたい度:3
ボーカリストのメル・トーメの曲。ボーカルも良いけどインストでやっても結構ナイス。

CLEOPATRA'S DREAM
知っておきたい度:2
これは超有名曲ですがジャムでやるんでしょうか?あまり管でテーマを取るのが想像できません。

COME RAIN OR COME SHINE
知っておきたい度:4
微妙に難しい曲。キーがFの場合とEbの場合があります。

CON ALMA
知っておきたい度:2
ディジー・ガレスピーの曲。結構難しい。初見で対応するのは困難ですね。

CONFIRMATION
知っておきたい度:5
一晩に一度はやる大定番曲。初心者の人の最初のステップアップの曲。テーマは結構難しい。σ(^_^)も実はちゃんと吹けないよ〜w

CORCOVADO
知っておきたい度:3
別名Quiet Nights of Quiet Stars、ジョビンの名曲です。曲を知ってればアドリブはそんな難しくないかな。

CUTE
知っておきたい度:4
楽しい盛り上がる曲。スイング系のオッサンが喜びます。ドラムが曲を知らないとたぶん演奏不可能。この曲をやろうと盛り上がったのにドラムだけが曲を知らなくて出きなかった時のがっかり感は異常。

『バイブル』に載ってないCで始まる重要曲としては以下があると思います。

CTA
知っておきたい度:3
リズムチェンジの変形曲。カッコイイ。テーマに仕掛けが多いので全員が曲を知らないと対応困難。個人的にはCジャムブルースなんかよりもこういう曲を掲載してほしいのですが。

CEORA
知っておきたい度:3
リーモーガンによるボサの名曲。σ(^_^)も大好き、いつでもできるように楽器ケースに他人用の譜面入れてます、これも『バイブル』に載せてほしかった。

CHEEK TO CHEEK
知っておきたい度:2
どっちかというとボーカル曲ですかね。1コーラスが妙に長い。

CHI CHI
知っておきたい度:2
パーカーのブルース曲。キーがAbなので慣れてないと難しいけどそれが新鮮。Cherylを載せるのならこれも載せて欲しかった。

CONCEPTION
知っておきたい度:1
ジョージシアリングの曲。バップ時代の曲ですが結構難しい(キーがDbだし)。プロ系のセッションで腕試し的に演奏されることが多いような気がします。σ(^_^)はちゃんと吹けません。

CONFESSIN'
知っておきたい度:2

あんまりジャムではやらないかな。Good Baitなどと同じくサビで4度上がるコード進行なので、アドリブは比較的簡単。

COUNTDOWN
知っておきたい度:1
コルトレーンチェンジの固まりの曲。難しい。ジャイアントステップスより難しい。

CRAZY HE(SHE) CALLS ME
知っておきたい度:1
これはボーカル曲ですかね。個人的に好きな曲。

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2011年01月04日

ジャズスタンダード曲にコメントしていくよ(Bの巻)

前回の続きです。

BAG'S GROOVE
知っておきたい度: 5+
初心者の人がまず覚えるべきテーマのひとつ。2管の時はテーマでハモりましょう(2人とも下に行かないように)。

BEATRICE
知っておきたい度: 3
Sam Riversの名曲。もっとジャムでやってほしいですね。メリハリのあるアドリブを取るのは結構難しい。ドラマーが曲を知らないでテーマのリズムの仕掛けを合わせてくれないと悲しいです。

BEAUTIFUL LOVE
知っておきたい度: 4
別名「学生時代」(笑)。アドリブは簡単ですけどメリハリを付けるのは結構難しいかも。しかし、この曲の最大の難しさはソロを取っているうちにコーラスの前半をやってるのか後半をやってるのかわからなくなってしまいがちなことでしょう(笑)。バッキングの人はソロの人が迷ってるなと思った時はメロディをさりげなく弾くなどの方法で教えてあげましょう。

BESSIE'S BLUES
知っておきたい度: 4
コルトレーンによるシンプルなテーマの3コードブルースです。アドリブもアトランティック時代のコルトレーンのようにちょっとモーダルな感じにすると合うかも。

BILLIE'S BOUNCE
知っておきたい度: 5
絶対知っておきべきブルースですが、テーマをちゃんと吹くのは結構難しい(特にテナーの場合)

BLACK NILE
知っておきたい度: 3
テナーとトランペットの2管でやるとめちゃくちゃかっこいいウェインショーターの曲。これもジャムでもっとやってほしい。ピアノが曲を知らないとちょっとツライかも。

BLACK ORPHEUS
知っておきたい度: 5
ジャムのチェンジオブペースに最適。普通ボサですけど、4ビートでやってもいいですね。キーは普通Amだと思うのですが、何故か『ハンドブック』ではGmになってますね。どっちにしろ、エニーキーで弾けるように練習しておくべき曲とは思いますが。

BLUE BOSSA
知っておきたい度: 5
これも知っておきたい。Dbに転調するので初心者には良い練習曲では。オリジナル(Joe HendersonのアルバムPage Oneに収録)では、ピアノソロバッキングに有名なカウンターメロディが入るのですが、これは『バイブル』には書いてあるのでしょうかね?

BLUE IN GREEN
知っておきたい度: 2
Kind of Blue収録の名曲ですがこれは結構難しい。メンバー全員がどういう曲かを把握してないと厳しい気がします。あまりジャムでコールされることはないのでは?

BLUE MONK
知っておきたい度: 5
シンプルなテーマのBbブルース。これは知っておきたい。

BLUESETTE
知っておきたい度: 3
流れるようなメロディーのワルツ曲。『木陰にて』という邦題が付いているのを初めて知りました。アドリブは取りやすいのですがうまくソロを終わらせるのが難しい。なお、ハモンドオルガンの世界では大定番曲のひとつです。

BODY AND SOUL
知っておきたい度: 3
バラードの定番曲。テナーの独壇場ですね。結構難しい。

BOLIVIA
知っておきたい度: 2
Cedar Waltonの名曲。仕掛けが多いのでドラマーを含む全員が曲を知ってないと難しいかも。

BUT NOT FOR ME
知っておきたい度: 5
これは知っておきたい。逆循環の練習曲として最適。しょっぱなのコードがII7のケースとIIm7のケースがあると思うのですが『バイブル』だとどうなってるんですかね。ところで、コルトレーンのMy Favorite Thigsに入ってるこの曲のコルトレーンチェンジ化バージョンがめちゃくちゃカッコイイのでいつかやりたいと思っています。

BYE BYE BLACKBIRD
知っておきたい度: 5+
これは絶対知っておきたい。初心者も熟練者もそれなりに楽しめる便利な曲。『ハンドブック』の進行は結構肝心な要素(17小節目からの半音下降)が抜けていたりでひどかったですが『バイブル』はちゃんとなってると思います。

『バイブル』に載ってなくてBで始まる曲で、知っておいて良いのではと私が思う曲には以下があります。

BLUE MOON
知っておきたい度: 3
どっちかというとボーカル曲でしょうかね?シンプルな曲なので覚えておいてよいかと思います。

BLUE SKIES
知っておきたい度: 2
これもボーカル曲かな?同じくシンプルな曲なので覚えておいてよいかと思います。

BLUES FOR ALICE
知っておきたい度: 2
チャーリーパーカーによる変形ブルース。演奏していて楽しい曲です。個人的には『バイブル』に収録して欲しかったかも。

BLUE ROOM
知っておきたい度: 1
ジャムではそんなにやんないですかね。

上記以外でBで始まる曲としては"Between the Devil and the Deep Blue Sea(絶体絶命)"、"Bewitched (,Bothered and Bewildered)"、"Born To Be Blue"などがありますが、どっちかというとボーカルの人が譜面用意してやる曲という感じで、インストでジャムという感じではないと思います。

あーそれからジャムセッションとは直接関係ないんですけどBewitchedには同名異曲があります。『奥様は魔女』のテーマソング、これなかなか小粋なスイング曲でナイスですしコード進行もSatin Dollみたいでそんな難しくないので譜面入手できた人は人数分用意して、やったりするのも楽しいんじゃないかと思います。

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2011年01月03日

ジャズスタンダード曲にコメントしていくよ(Aの巻)

昨日の記事でご紹介した『ジャズ・スタンダード・バイブル』の収録曲が出版元であるリットー・ミュージックのサイトに載っています。ジャズミュージシャンとして知っておくべき曲のリストとも言えるので、ABC順で私なりのコメントを付けていこうと思います(偉そうでごめん)。なお、私は『バイブル』持ってませんので、もし本の中の納浩一さんのコメントとかぶることがあってもまったくの偶然です。なお「知っておくべき度」はσ(^_^)の判定で5点満点です。

AFTERNOON IN PARIS
知っておくべき度:3
σ(^_^)がアメリカにいたころのジャムではよくコールされてましたが日本ではめったに聞きません(『ハンドブック』に載ってないからでしょう)。テーマはちょっと練習必要ですかね。How High The Moonのような全音下がっていくパターンです。適度な緊張感もあって個人的には好きな曲なので日本のジャムセッションでももっとコールされるようになるとよいと思ってます。

AIREGIN
知っておくべき度:3
ジャムセッションで普通にコールされる曲の中では難曲に属すると思います。テンポが激速のことが多いですし。半音下降の箇所が4小節単位でないので事前にかなり練習してないと厳しいです。1コーラス36小節なのでドラムの方はご注意。

ALICE IN WONDERLAND
知っておくべき度:2
可愛くて好きな曲ですがピアノトリオでやる曲という感じであんまりフロントが入る感じではないです。ワルツであるのを除けばアドリブは比較的楽かも。

ALL BLUES
知っておくべき度:5
キーがGであるのとワルツなので4拍子のフラット系の曲に飽きた時のチェンジ・オブ・ペースにいいですね。モーダルなアプローチで熟練者も遊べるのも良いと思います。フロントが2管の時は一人はカウンターのメロディーを吹けるようにしておきましょう。

ALL OF ME
知っておくべき度:5
初心者の入門曲として最適。ボーカルでやることも多いのでエニーキーでできるように練習しておくのもよいんじゃないでしょうか。

ALL OF YOU
知っておくべき度:4
コールポーターの名曲です。アドリブは比較的取りやすいのですが、メリハリのある展開にするのは結構難しいですね。コードのバリエーションがいろいろあるので、事前に簡単に打ち合わせておいた方がよいかもしれません(特にどこでサブドミマイナーが入るかとか)。

ALL THE THINGS YOU ARE
知っておくべき度:5+
どのジャムセッションでも一晩に一度はやると思われる大定番。転調が多いので適当な手探り弾きでは対応できない曲。この曲をマスターすれば初級者卒業ではないでしょうか。例のイントロは4拍目裏からなので特にドラムの方は注意。

ALONE TOGETHER
知っておくべき度:5
これも一晩に一度はやるんじゃないでしょうか。小節数が14+14+8+8と変則的なので4バース等では注意。以前初心者ドラマーがこの曲で4バースやって「わかんねーよ」と逆ギレしてましたが、ドラマーであっても大定番曲の構成くらい把握しとけと思いました。

ANTHROPOLOGY
知っておくべき度:4
Oleoなどと同じいわゆる「循環」の曲です。このコード進行の曲をリズム・チェンジということもあります("I Got Rhythm"と同じChord Changeの曲という意味)。典型的なビバップテーマなのでちょっと難しいですけど練習曲としてはいいですね。アマチュアミュージシャンがジャズを練習する場合、ハノンみたいなメカニカルな練習するくらいだったらビバップ曲のテーマを練習した方がよいと思います。ところで、自分はサビのメロディがイマイチ覚えられません(笑)。

APRIL IN PARIS
覚えておくべき度:2
良い曲なんですが不規則な転調が続いてムズイ。σ(^_^)も譜面見ないと弾けないですね(見てても苦しいか(笑))。バラードでも、ミディアムでもどっちでも良い感じです。

AU PRIVAVE
知っておくべき度:4
Fのブルースです。Billy's BounceやBag's Grooveに飽きた時にいいかも。事前にある程度練習してないと難しい。ドラムが曲を知らないとテーマのアクセントに合わせてくれないので悲しいですね。

AUTUMN IN NEW YORK
知っておくべき度:2
テナーでバラードでやるとかなり良い感じ。

AUTUMN LEAVES
知っておくべき度:5+
定番中の定番。ジャズ初心者の人がブルースの次に覚えるべき曲。だけどちゃんとアドリブ取るのは結構難しいかも。

上記の『バイブル』収録曲以外でAから始まるジャズスタンダート曲で知っておいてよいものとしては以下があるかと思います。
Afro Blue
知っておくべき度:2
たまにコールされる気がします。そんなに難しい曲ではないですが、メンバーがモーダルな演奏に慣れてないとグダグダになる可能性あり。

All or Nothing At All
知っておくべき度:1
コルトレーンの『バラード』に入ってる演奏がカッコイイですね。個人的には好きな曲ですがあまりジャムではやらないかも。

All the Way
知っておくべき度:1
トランペットのワンホーンでやるとかなりナイスですね。1コーラス34小節なので注意が必要。

次回はBから始まる曲について書きますが、忘れちゃう前に数字で始まる曲(『バイブル』には掲載されてません)の中で知っておいてよいものを挙げておくとこんな感じかなと思います。
26-2
知っておくべき度:1
"Confirmation"をコルトレーンチェンジ化した結構な難曲ですけど、プロの人が集まるセッションだとたまにコールされるようです。自分はちゃんと吹けません。

52nd Street Theme
知っておくべき度:1
典型的なビバップ曲、リズム・チェンジぽいけどサビのコード進行が違います。アメリカだと結構コールされてました。サビのメロディが難しいので事前に練習してないと対応は困難でしょう。

500 Miles High
知っておくべき度:1
チックコリアのフュージョン時代の名曲。変則的なコード進行でアドリブは結構ムズイ。仕掛けがあるので全員が曲を知ってないと無理かも。ジャムよりもバンドの練習曲にいいかもしれないですね。

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2011年01月02日

『ジャズスタンダードバイブル』について

あけましておめでとうございます。今年は昨年以上に真摯にジャズに力を入れていきたいと思っています。

さて、ジャムセッション等で使われるスタンダード曲集(いわゆるフェークブック)と言えば、アメリカではThe Real Bookというのが有名です。昔は違法本でしたが、最近は正規ライセンスを取った合法版が発売されています。日本でのフェークブックの定番といえば『ジャズスタンダードハンドブック』(いわゆる青本)でしょう。持ってる人多いですし(自分は持ってないですが)、たいていのジャムセッションのお店には置いてあります。

しかし、『ジャズスタンダードハンドブック』は、コードの付け方がめちゃくちゃだったり、ジャムセッションの定番曲が抜けてたり(たとえば、"What is This Thing Called Love"とか)であまり評判がよろしくありません。かといって、日本で入手容易な他のジャズスタンダード本はもっとひどいことが多いので、まあしょうがないという感じで普及してきたものと思われます。

しかし、最近になりこの状況を打開しそうなスタンダード集が出ました。日本のトップベーシスト納浩一さんの『ジャズ・スタンダード・バイブル』であります。現役バリバリのミュージシャンが書いているのでめちゃくちゃなコードが付いてることはないと思いますし、収録曲のリストを見る限り、結構重要曲はカバーされている(少なくとも、『ハンドブック』よりは全然マシ)ので、今後是非普及してほしいものだと思います。と言いつつ、自分はまだ買ってないですけどね(笑)。自分の場合、Band-in-a-Boxを使って長年自分で作り上げた自分用フェークブックがありますし、コード進行だけだとiPhoneのアプリiRealBookで何とかなっているからです。『バイブル』が普及して多くの人が持つようになったら自分も買うと思います。

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2010年12月27日

オルガンジャムセッション無事終了です

もう帰省している人も多そうで集客が心配されたジャムセッションですが、Ds×2、Org×3、G×2と何とかジャムとして成立しました。みなさん腕利き揃いでなかなか楽しかったですよ。写真は撮り忘れました。

次回は2月の第4日曜日です。よろしくお願いします。

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2010年12月23日

12/26(日)はオルガンジャムセッションです

10月が仕事の都合で休んでしまいましたが、12/26(日)は恒例のオルガンジャムセッションです。年忘れでがんがんグルーブしましょう。

沼袋OrganJazz倶楽部にて18時から22時頃まで
チャージ1500円+ミニマムワンドリンク
ホストはσ(^_^)と日本人離れしたスイング感のドラマー加藤哲子さんです。
本物のB-3を弾きまくれますよ〜。σ(^_^)はオルガンが多い時はテナーを吹きフロントが多い時はオルガンを弾いてできるだけお客様の演奏機会を増やせるように心がけてますよ。

オルガン以外の楽器の方、ボーカルの方も是非お越し下さい。

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2010年12月17日

Theo Wanneマウスピースを買っちゃいました

だいぶ前から気になっていたTheo Wanne(テオ・ウォン)のマウスピース、ちょっとお高めなので迷っていましたが、自分へのご褒美(笑)と思って買っちゃいました。米国のディーラーから直接買ったのでちょっと安く買えました(詳細情報ご希望の方はメールください)。シリーズ中2番目のハイバッフルモデルKALIの9番です。

写真は上から(今までメインで使ってた)ガーデラ(レーザートリム)MBU、ガーデラ(ハンドメイド)マイケルブレッカー2、そして、今回購入したTheo Wanne Kali #9 です。構造的にはよく似ていて極端なステップ型のハイバッフルが急に中(チェンバー)で広くなるタイプ。鋭さと太さを両立できるσ(^_^)好みのタイプです。写真だとわかりにくいですが、Theo Wanneのチェンバーはガーデラと比べてもかなり大きめです。σ(^_^)が今まで吹いたことがあるマウスピースの中で一番大きいかも。
tw.JPG

現在使用中のガーデラMBIIは8*相当なので8にするか9にするか迷いましたが、9にして正解でした。まったくオープニングの広さを感じさせない吹き心地であるからです。実際、ガーデラと目視で比べてもそれほど広いようには見えません。KALIはかなりブライトなモデルのはずなんですが、自分的にはずいぶんダークに感じられます。ちょっとエッジが効いてるオットーリンクという感じです。上から下まで均等に鳴りますし、音程もめちゃ正確、小さい音で吹いても音やせしない感じです。その代わり、オーバーブロウするのはかなり困難な感じです。あとガーデラよりちょっと太いので深くくわえるのはちょっと違和感があります(まあ慣れの問題でしょうけど)。楽器屋のサイトだとガーデラMB2と似たサウンドと書いてありますけどかなり違う感じがします。ガーデラは鋭さ優先、Theo Wanneは太さ優先という感じで、しばらくは両者を使い分けていこうかと思います。Theo Wanneに慣れたら音源をアップしてみますね。

なお、Theo Wanne独自のマウスピース一体型のリガチャーですが、しっかり止まるのは良いのですが、位置を変えるのに六角レンチが必要になるのが辛いところです。さらに、ネジが小さいので暗いライブハウスで落としたりするとかなり悲惨な状況になります。1回決めたら固定するしかないでしょう。σ(^_^)は一番先っぽに近い位置に止めてます(この方が音が締まって好み)。リードのコンディションによってリガチャーの位置を変えるというのはかなり有効なテクニックなので、いっそのことオリジナルのリガチャーをはずしてしまって、ガーデラで愛用しているオレガチャーにでも変えてみようかと検討中です(かなり太めサイズじゃないと入らないと思いますが)。

それから、マウスピース・キャップ(上写真)は付属しているのですがこれはリードをはずした状態でマウスピースを保護するためのものであってリードが付いている状態では使えません。また、リードが付いた状態だと独特のリガチャーの形状のせいで普通のキャップははまりません。メーカーでは、フランソワルイのスマートキャップという先っぽだけはまるキャップ(下写真)を推奨しているようですが、一緒にオーダーするのを忘れてました(笑)。と言いつつ、スマートキャップにははずれやすいという問題があるようです。また、リード乾燥防止用のフェルトが付いているらしいのですが、吹いた直後の唾液だらけのリードにフェルト当てとくのは衛生的にどうなのよという気もするので、安物で大きめのマウスピースキャップを買ってヤスリで加工してみることにします。
Reed_Replacer_Cap.jpgAmma-w-FL-cap.jpg

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2010年12月12日

エリックアレキサンダーの吹き方に学ぶ

先日ニューヨークで見てきたエリックアレキサンダー、間近で見れたのでいろいろ勉強になりました。

まず、アンブシュアですが、かなりのファットリップ、くわえる深さは普通。音域によってアンブシュアはほとんど変わりませんが、低音のサブトーンの時だけは思いっきり下顎を下げてました。一度、最低音Bbのサブトーンをはずしてて、ああこの人でもこういうことはあるのだなと思いました。マウスピースは当然オットーリンクのビンテージ、番号や詳しい年代は不明。Sax On The Web掲示板の情報によると、6#から8までいろいろ使っているようです。

特筆すべきは写真からもよくわかる姿勢の良さ。直立不動で胸をはって脇を締めてちょっと首を伸ばし気味、肩は絶対上げないという理想的姿勢です。指もほとんど上げずにキーぎりぎりで動かしてます。あと、写真では見えませんが、右手親指をサムフックにかなり深くかけて楽器管体を握るような感じで持ってます(指が長いせいもあると思うのですが)。そういえば山中良之さんも右手は楽器をグワシッとつかむ感じで持てと言ってましたね。この方が楽器が安定しますし、右手のサイドキーへの距離が近くなって速いフレーズが吹きやすくなるかと思います。ただ、手が小さい人はちょっとツライかも。なお、サムフックの材質や構造を変えると音が変わるうんぬんの話がありますが、少なくともこういつ持ち方をする人ではあんまり関係ないですね(まあどんな持ち方をしようがサムフックで音が変わるというのは「気のせい」だと思いますけどね)。

音量なんですが、オフマイクで吹いた時の感じで言うと楽器は鳴ってますが、グロスマンみたいな大爆音という感じではなかったです。フレージングも破綻がなくスムーズで、よくも悪くも王道のサウンドという感じでした。

あと、演奏前の楽器チェックで、リード、マウスピースを付けた状態でネックをはずして手でネックの出口を塞いだ状態でマウスピースに息を吹き込んでました。たぶん、リードがしっかりシールされてるかをチェックしてたんでしょう。

posted by kurikiyo at 15:30| Comment(1) | TrackBack(0) | ジャズサックス

2010年11月26日

勉強になりますクリスポッター教則DVD

ニューヨークの管楽器屋Roberto's Windが発売予定の発売しているクリスポッター教則DVDの公式宣伝動画がYouTubeにアップされています。Confirmationを吹いています。「テーマ憶えているかなあ」と言いながら吹き始めてますが、本当にうろ覚えぽいので笑いました。この動画だけでもいろいろと参考になる点がありますね。まずすごくファットリップで吹いている点、音域によって結構下顎を動かしている点、指がほとんど上がっていない点などなどです。DVDが出たら買ってみるかもしれません。ところで、ここで使っているマウスピースはたぶんHollywood Dukoffなんでしょうか、Phil Baroneなんでしょうかですね。いろいろなマウスピースを使っているようです。

posted by kurikiyo at 08:58| Comment(0) | TrackBack(0) | ジャズサックス

2010年11月24日

ジャズクラブSMOKEに行ってきました

名前は有名ですがσ(^^)は一度も行ったことがなかったニューヨークのジャズクラブSMOKEに行ってきました。アッパーウェストのブロードウェイの105thと106thの間というちょっとへんぴなところにあります。ニューヨークのジャズクラブというと酒しかないところとちゃんとした料理を出すところがあります。前者の代表はVillage Vanguward、Smalls、55 Barなど、後者の代表はBirdland、Iridium、Bluenoteなどでしょうか。後者はディナーとして十分満足できる食事を出してくれます(特にBirdlandの飯は結構おいしい)。SMOKEは後者に属します。ミュージックチャージ無料、ミニマムオーダー30ドルという良心的料金体系。食事はちゃんとしててすごくおいしかったです。店の雰囲気やウェイトレスの感じもすごくよかったです。テーブルに着く時は本当はディナーのメインを取らなければいけないのですが、「お腹が空いてないのでオードブル2品でよいですか、ミニマムに足りなければ差額出しますので」と言うと快くOKしてくれました。オードブル(サラダとミニピザ)はかなりおいしかったので、今度行く時はちゃんとメインも食べようと思いました。

聴きに行ったのは、オルガン奏者のMike LeDonneのグループ。サックスはEric Alexander。サックスの真ん前の席で聴くことができました。フラッシュでの撮影はご遠慮くださいとアナウンスがあったので、ノーフラッシュでの撮影はOKと解釈して写真撮ってみました。
ea.JPG

Mike LeDonneはバカテクで強力にスイングするタイプのオルガン奏者です。たしか、沼袋のジャムセッションにたまに来るオルガン奏者の人がこの人に習ってたんじゃなかったっけな。Eric Alexanderはやっぱりうまいし、音色も最高。間近で見たことによりアンブシュア、楽器の支え方、フィンガリング等々参考になる部分が数多くありました。やっぱり一流奏者の演奏を至近距離で見るのは大事ですね。

終了後にCDを手売りしていたので思わず買いましたがよく考えたら、このCD既に持ってたかもと思いました。まあすばらしい演奏に対するご祝儀だと思えばいいかな。

posted by kurikiyo at 22:28| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記

2010年11月23日

ちょっと心配フィルウッズ

実は今ニューヨークに来てます。昼はいろいろ打ち合わせ、夜はジャズクラブ三昧という感じ。ホテルがバードランドから歩いて2分くらいの場所なので便利です。フィルウッズのライブに行ってきました。トランペットはブライアンリンチ。実はσ(^^)はリンチさんとは原朋直ビッグバンドにて一緒にやったことがあります(どうせ向こうは憶えてないでしょうが)。あいさつしておこうかと思いましたが、終わったらすぐ楽屋に引っ込んでしまったのでそれはかなわず。

さて、フィルウッズですが、めちゃくちゃ太っているのでびっくりしました。演奏中の写真はさすがにまずいので演奏終了後に楽屋にはける瞬間の写真が以下です。真ん中の白シャツがウッズ。ノーフラッシュなのでぼんやりとしか移ってないですが体型が全然変わってるのがわかります。よく外人にある体型ですが、上半身がでかいわりに足が細いので膝がつらそうです。実際、演奏中は椅子に座りっぱなしでした。リンチに丸々一曲やらせて休憩したり、自分が吹いてない時はちょっと口を半開きにして苦しそうにしてたりと正直心配です。
pw.JPG

演奏はというと艶のある音色とメリハリの利いたフレージングは相変わらず。ただ、高速テンポの曲だとちょっと後ノリになるかなという感じ(昔はそういうことは絶対なかった人なのですが)。まあ、もう80歳ですししょうがないですね。管楽器はどうしても年取ると厳しいですね。

ところで、σ(^^)が一番良く聞いてるウッズのアルバムは初期(デビュー盤?)のWarm Woods(名盤です、特にIn Your Own Sweet Wayのソロはパーフェクトとしか言いようがありません)。ウッズというとこの盤のジャケットの若々しいイメージがあるので、ますます年老いてしまったなあという感じを持ってしまいました。なお、Warm WoodsのCDは入手がやや困難でしたが、最近はAmazonでMP3版が買えるようになったようです。

posted by kurikiyo at 23:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2010年11月15日

弘法筆を選ばずの巻(クリスポッター版)

YouTubeで見つけたクリスポッターがどっかの大学でデモ演奏している時の映像ですが、何と、この時使用しているマウスピースはセルマーのラバーC*のようです(楽器に最初から付いてくるやつを使っているらしい)。ほとんど吹奏楽用のマウスピースでこのサウンド、やはり、マウスピースは二義的で結局は吹く人次第ということですね(関係ないですが、この動画のアップ主がC*をsea star(ヒトデ)と聞き間違えてるのにちょっと笑いました)。

posted by kurikiyo at 21:24| Comment(0) | TrackBack(0) | ジャズ