2010年11月12日

プチセレブ気分のロスカボス

サンディエゴ行ったついでにメキシコのロスカボスに行ってきました。ロスカボスはアメリカのお金持ち御用達の高級リゾート地、映画スターなどのセレブの別荘もいっぱいあるようです。前から興味はあったのですが、わざわざ日本から行くのもめんどうかな〜という感じだったのですが、サンディエゴからは直行便(なぜか、アラスカ航空)で2時間弱なので、この機会を利用して行ってみました。

ロスカボスは日本語のガイドブックもほとんどなくて情報が少ないので知ってる限りのことはここに書くようにします。ご質問がある方はコメント書いていただければわかる範囲内でお答えします。

まず旅行時期ですが11月から6月くらいがベストシーズンのようです(夏は暑過ぎで、ハリケーンのリスクあり)。今回はぎりぎりオンシーズンという感じですが毎日ピーカンで暑過ぎることもなく最高の気候でした。ただし、ホエールウォッチングをしようと思うと1月から3月くらいがシーズンとなります。

ロスカボスに滞在する場合の地域の選択肢は3つあります。サンノゼデルカボ(新市街)、カボサンルーカス(旧市街)そしてその間にある高級ホテル地区のコリドール地区です。今回はコリドール地区に泊まることにしました。サンノゼデルカボはちょっと寂れてる感じ、カボサンルーカスはよくあるビーチリゾートという感じです。正直どっちも観光地としてはイマイチなのでコリドール地区でホテルでのんびりというのがロスカボスらしいと思います。ただし、コリドール地区のホテルは周りに何にもないので車がないとちょっとツライかもしれません(毎日ホテルの食事だと飽きちゃいますし)。ということで、コリドール地区のホテル+レンタカーでたまに町に出るというパターンがお勧めだと思います。なお、ダイビングとかフィッシングとかのアクティビティ中心で行きたい人はカボサンルーカスのホテルに泊まった方が便利でしょう。

コリドール地区には1泊600ドルくらいの高級ホテルもありますがさすがにもったいないので、200ドルくらいの中級ホテルに泊まることにしました。このクラスで日本人がよく行く定番はウェスティンらしいのですが、Expediaなどの米国系旅行サイトでも軒並み評判がよいヒルトン(Hilton Los Cabos Golf and Beach Resort)にしてみました。結論から先に言うと本当に良いホテルでした。Expediaでレンタカーとのパッケージで予約して5泊で1000ドルちょっと(レンタカー代含む)、予算からは想像できないゴージャス感です。従業員の感じもすごくよかったです。また、ホテル内にデリがあるので朝飯なども安く抑えられます(セコイ)。聞いた話だとウェスティンは駐車場代取られたり朝飯のバイキングが高かったりで宿泊費以外に金がかかるようです。

一般にロスカボスの海は太平洋直なので遊泳には適しません。ヒルトンの前の海は並が比較的穏やかで唯一遊泳可能な場所とされているようですが、それでもσ(^_^)の泳力ではちょっと泳ぐのがはばかれる波の高さです。基本はホテルのプールでのんびりということになります。ヒルトンのプールはいわゆる海と一体化しているように見えるプールです。客層は裕福なアメリカ人中心という感じ。今回のロスカボス旅行では日本人はおろか東洋人も1回も見ませんでした。海外に来てるぞ感がきわめて強いです。
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プールバーもあります。水に入ったまんまコロナビール、おっしゃれ〜。
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プールバーでは寿司も食えます。意外にも結構おいしい。ロスカボス全体について言えることですが、食べ物は(メチャ安ではないが)お手頃でそこそこおいしいです(上のビール500円、寿司1000円とかそんな感じ)。
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気持ちイー、チョー気持ちイー(古い)
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海の見えるジャクジーがあってこれまた気持ちいいです
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結局5日間とも朝からプール&プールサイドでKindle読書→昼間酒→プール&昼寝→ホテル飯または町に車で出かけて飯の繰り返しでした。シュノーケリングくらいは行こうかと思ってて道具は持ってきたのですが使わずじまい。ラバーズビーチというカボサンルーカスから船で5分くらいの有名なビーチもあるのですが、それもめんどくさくなって行きませんでした。まあある意味、真の休暇を堪能できたと思います。

帰りのフライトですがアメリカン航空でダラス乗り換えにすると米国内で1泊せずに帰れます。ダラスの乗り換えはITI(International to International)というアメリカン航空の特別制度を利用することで荷物をピックアップする必要はありません(通常米国では単なる乗り継ぎであっても一度荷物をピックアップして税関を通さなければなりません)ので、1時間で乗り継ぎできます。たぶん、これが最速の帰国方法だと思います。ただし、これをするとロスカボス空港発が朝の6時半になってしまうのでレンタカーの返却が心配です。返却時間には必ず人がいるからと言われていたのですが、飛行機出発の直前まで来なかったのであせりました(この辺はやはりメキシコ人という感じ)。このパターンでは、空港内にオフィスがあるレンターカー会社でないと苦しいかもしれません。σ(^_^)はEuropcarを使いました(安いけど車はめちゃボロかった)。HertzやAvisは空港外にオフィスがあるのでこのような早朝返却は厳しいかもしれません。

ということでロスカボス、比較的お手頃な予算でリッチな気分を味わえるのでまた機会があれば是非行ってみたいと思いました。

ところでプールサイドの写真ですがフジフィルムの防水カメラFine Pix Z33WPで撮ってます。画質は最高とは言えませんが水辺だけではなくコンパクトなスナップカメラとしても便利。1万円強のお値段で何回か旅行に持って行って十分元が取れました。

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広いよサンディエゴサファリパーク

ズーに引き続き、サンディエゴ観光2日目はサファリパーク(旧名称:ワイルドアニマルパーク)です。サンディエゴ市内から車で40分くらいなのでレンタカーを借りていきました(公共交通機関がないのでレンタカー借りるか、ツアーで行くかしかないと思われます)。

入場料はズーと同じ37ドル。割引券の付いたパンフレットを空港やホテルでゲットしてから行きましょう。動物園とサファリパークの2日券もありますが割引額はパンフレットで割引するのと同じですし、2日券買ってしまって2日目が雨だったりすると最悪なので敢えて2日券買う意味はほとんどないと思います。

朝にホテルを出る時は大雨で心配していたのですが着いた頃にはすっかり晴れ渡りました(やっぱりカリフォルニア)。ズーもでかいですが、サファリパークはもっとでかいので結構歩きます。ハイキング気分で歩きやすい靴と服装で行った方がよいでしょう。ズーと同様に、サファリパーク内の見所を回れるJourney Into Africaという乗り物がありますので、まず朝一で空いてるうちにそれに乗るとよいと思います。これの乗り場に行くだけでも20分くらい歩きます。これ以外にもPhoto Caravanという別料金のアトラクションもあります。これはキリンに超接近して餌やりができたりするのですが、結構高い(80ドルくらい)のとそもそも予約が必要なのでリピーターになってからでもいいかもという気がしました。
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めちゃ広い敷地内で動物たちも自然に近い状態で暮らしてます。荷物になるのでデジ一眼のレンズは3倍ズームしか持って行かなかったんですが、高倍率ズームがないとちょっと苦しいですね。
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ライオンを見に行ったらちょうど餌やりの最中でした。本当に目の前です。近すぎちゃってど〜しよ〜(笑)。
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ズーと同様にここも飯は高くてまずいです。プレッツェル、ナッチョ、コーラで確か2000円くらい、ひどい。
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象一家の散歩、ズームが欲しい
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やっぱりかわいい、ミーアキャット
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鳥のショー。1日1回しかやらないようなので事前に時間をチェックしておきましょう。
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かなり精力的に回ってほとんど見ることができました(少なくとも20kmくらいは歩いたんじゃないだろうか)。コンドル関係が残ってたんですが遠くて歩くのがめんどうなのでパスしてJourney Into Africaにもう1回乗りました。時間によって出てくる動物も違いますのでこれもありです(ていうか朝一に乗った時にガイドさんが「夕方にもう1回乗っても雰囲気違いますよ」と言ってたので)。

晩飯は帰りの高速沿いのIn-N-Outバーガーで。前も書きましたが他のバーガーとは一線を画しておいしいです。特にポテトがうまい。何て安上がりなディナーなんだ。
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2010年11月07日

楽しかったですサンディエゴ動物園

仕事でサンディエゴ出張してきたついでにちょっと観光してきました。サンディエゴはロサンゼルスから車で2時間強とちょっと微妙な場所にあるので、こういう時でもないとなかなか観光する機会もないと思いましたので。

サンディエゴは港町で気候もよく大変美しい街です。治安もよく食べ物もおいしいので観光先としては結構アリです。
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サンディエゴの観光スポットと言えば動物園、サファリパーク、シーワールド、レゴランドなどがありますが、シーワールドはオーランドで既に行ったのでパス、σ(^_^)は子無しなのでレゴランドもパスということで2日がかりで動物園(San Diego Zoo)とサファリパーク(San Diego Safaripark (旧名称はSan Diego Wild Animal Park))に行ってきました。どちらも公営の施設で、両者は姉妹関係にあります。動物園の方は市のど真ん中にありますがサファリパークは車で40分くらいです。

動物園はダウンタウンからタクシーですぐ(10ドル強)です。市のど真ん中にあるにもかかわらずものすごく広いです。入場料は37ドル、ちょっとお高めですがその価値はあると思います。ホテルや空港等で3ドルくらい割引になるパンフレットが置いてありますので事前にゲットしておくことをお勧めします。回るのは1日がかりになりますので朝一で行った方がよいでしょう。非常に広いのでどう回っていいかわかりにくいですが、園内を一周する二階建てバスがありますのでまずはそれに乗って園内全貌を把握するのがよいと思います。
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次に、1日数回しかやってない動物ショーを見て、それから気に入った動物を回ればよいかと思います。私がおもしろかったのはやはりパンダ、そして、オランウータン、ミーアキャット、ゾウガメあたりですかね。

さすがにパンダはちょっと並びますがたいしたことはありません。ガラスはなくてわりとすぐそばにいます。やっぱりかわいいよパンダ
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カメラというものを理解しているのではと思えるオランウータン。
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なかなか楽しかったのですが唯一食い物が高くてまずいことだけが欠点。まあしょうがないですけどね。翌日はサファリパークです。

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2010年10月28日

出張行ったらフーターズ

タイトルは「お腹が空いたらスニッカーズ」のリズムで読んでください(笑)

今、仕事でカリフォルニア州サンディエゴに来ています。σ(^^)はかなり前から海外出張に行くとついついHootersに行ってしまいます(参考エントリー)。つい先日赤坂にもできで日本でも話題みたいですね。Hootersはチアリーダーの格好をした健康的なお色気(笑)の女の子がウェイトレスをしてくれるスポーツバーです。メニューは揚げ物やハンバーガー中心のアメリカ〜ンな感じです。まあたいしておいしくもないのですが、値段もお手頃ですし、アメリカ来てるぞ感を味わえるので愛用しているわけです。

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ほとんど揚げ物ばかりの不健康なメニュー、たまにはこういのもいいですね(たまにはね)。

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右側が担当ウェイトレスのニキータちゃん、可愛くて愛想もよいのですが、一度に複数のことを頼むと必ず何か忘れます。「写真撮っていいですか〜?」と聞いたら「友だち連れてくるから待ってて〜」と言ったので店の女の子集合で追加チップ取られるのかと思いましたがそんなことはありませんでした。

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2010年10月18日

LAWマウスピースは製造中止だそうです

9/13の記事で紹介したLAW(Lawrence Waldron)のマウスピース。リンク切れになっていたので問い合わせてみたら、Waldron氏はマウスピース製造をやめたそうです。元々、釣り具職人として有名な人なのでそちらの方に専念するのかもしれません。

こうなるとやっぱり買っておけばよかったなあとも思いました。プレミアム付くかもしれないですし。と言いつつ、ジャズマウスピースの全体的流れがダークなサウンドに向っているので、ガーデラ系のマウスピースはしばらく流行らないのかもしれないなーとも思いました。

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2010年10月10日

チューニングについて

サックスのチューニングのお話し、例によってネタ元はSax on the Webの掲示板です。

サックスでチューニングする時は慣習的に実音Aの音で、テナーの場合真ん中のB(左手人差し指だけ押さえた音)で会わせるのが通常だと思います。だけど、ここで合わせて、最低音のBを吹くとよっぽどうまい人でないとフラットしてると思います。(当然σ(^^)もそう)

サックスは構造的に高音は高く、低音は低くなりがちだそうです。これが、ちょっと前に書いたサックス秘伝における「高音ではアンブシュアを緩めて低音ではアンブシュアを閉めよ」という話に結びついてくるわけですが、実は低音部でアンブシュアを閉めてピッチを上げるのは至難の技であります。

結局、上に書いた最低音のAが低いという問題は、最低音のピッチが低いというよりも中高音のピッチが高いという問題ととらえた方がよいということになります。つまり、チューニングする時は最低音の実音AかBフラットで合わせておいて(アルトの人は実音Dで合わせると良いと思います)、高い音でアンブシュアを緩めることでピッチを下げて調整した方が良さそうです。ジャズサックスの場合、まだアンブシュアができていない初心者、または、完全にできているプロを除いてほとんどの人は高音で締めすぎなのではないかと思います。ということで、楽器のチューニングを上げ気味(マウスピースをネックに深く入れ気味)にしてアンブシュアで緩める方が結果的によろしいのではないかと思います。

デイブリーブマンも「サックスがうまくなればなるほどアンブシュアが緩くなるので、対応してマウスピースがネックに深く入っていくことになる」なんて書いていたと思います。また、マウスピースがネックに深く入ると、マウスピース内部とネックのつながり部分の段も少なくなりますので、音色にもよい影響があるかもしれません。

ただ、チューナーみながら練習できる時はよいのですが、生演奏で自分の音が良く聞こえない時は、楽器のチューニングを高くしてもアンブシュアで十分に調整しきれなくて、音痴な演奏になってしまうリスクもあるかもしれません。自分は最近ジャムセッションで吹く時もまっすぐ客席に向けて吹かないで横の壁に音を当てることで自分の出音をできるだけ聞けるようにしてます。また、邪道ですけどギターの人みたいに常にクリップ式のチューナーを付けておくというものありかもしれません(σ(^^)はビッグバンドで本番やる時は楽器が暖まるにつれてピッチが高くなるのを調整するためにベルにチューナー付けて使ってました)。

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2010年09月28日

Steve Neffについて

アメリカのサックス奏者・インストラクターにSteve Neffさんという人がいるのですが、この人のWebサイトがかなり充実しています。

ビデオレッスン(約30分)が1本10ドルくらいで買えます(ただし、もちろん英語)。私も何本か買ってみましたが結構勉強になります。サイトでもサンプルが見れますし、YouTubeにもいくつかアップされています。

同氏のブログ(こちらは当然無料)も結構参考になります。マウスピースのレビューのエントリーが結構あるのですが、何を吹いてもいい音なのでやはり大事なのはマウスピースではなく人だと思ってしまいます。このエントリーでは、ちょっと前にこのブログで触れたLaw Buzzer、Theo Wanne Kali、Otto Link(リフェース)を吹き比べてますが、まあそんなに違わないですね(生音だとまた別かもしれませんが)。

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2010年09月26日

Theo Wanne試奏してみた

某楽器屋にTheo WanneのAMMAモデルの8番の中古が出たので試奏しに行ってきました。

AMMAは軽くバッフルが出ているタイプでTheo Wanneでは中庸的なモデル。実際吹いてみると吹き込めば吹き込むほど息が入っていく、σ(^_^)好みのタイプ。8番はちょっと狭い感じがしましたが、もうちょっとで買いそうになってしまいました。

しかし、ここで同じリードを普段使っているGuardala MB2に付け替えて吹いてみると、こっちもやっぱり良い感じです。エッジのするどさとウォームさを兼ね備えている感じ。そうなると、AMMAはエッジがイマイチという気がしてきました。後、やはり8番は自分には狭い。自分の物にして吹き込んでいくと物足りなくなりそうです。というわけでやっぱり買うのは止めました。やっぱり、9番試してみたいです。

ゴルフクラブの試打とか車の試乗でもそうだと思いますが、吹いたことがないマウスピースを試奏すると、今までにない新鮮な感じがして必要以上によく見えてしまうことがあるような気がします。普段使っているものと比較テストをしてみるのも大事だと思いますた。

ところでAMMAのサウンドはこんな感じ。


Guardalaはこんな感じです。

吹いた感じは結構違う(AMMAの方が息が入っていく感じ)のですが、出音はあんまり変わらないですね(^^; まあよっぽど極端にセッティング変えなければ、自分の音は自分の音ということだと思います。マウスピースにお金を使うよりも、まずはロングトーン練習ということでしょう。

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2010年09月13日

新しいマウスピースが欲しくなってきた

自分に合ったマウスピース探しはサックス奏者の永遠の課題ですよね。マウスピースをいつもとっかえひっかえして結構なお金を使ってる人もいますが、σ(^_^)は数年前にガーデラ(Guardala)のMB2(マイケルブレッカーモデル)のレーザートリム版(LA Sax社が作ってた安い奴)を買ってからはずっとそれを使ってます。実は、ハンドメイドのオリジナル版ガーデラのマイケルブレッカー2モデルも持っている(20年ほど前にボストンの楽器屋で新品で買った、たしか300ドルくらい)のですが、今はビンテージとして結構な値段がついているのでもったいなくなり(笑)あまり使わないようにしています。ところで、吹いてみた感じはレーザートリムもハンドメイドもそんなに変わりません。ハンドメイドの方が抵抗が強くて音が前に出る(その分吹くのはしんどい)という感じですかね。

ところで、このマウスピースの設計者であるデイブ・ガーデラ氏ですが詐欺の罪で服役中のようです(いろいろと情報が錯綜していて詳しくはよくわかりませんが。)それから、eBayでガーデラ・ハンドメイド版の新品同様デッドストック品が出品されることがありますが、中国製の偽物という説が強いです。20年前の人気マウスピースがそうそうデッドストックで出るとは考えにくいですし。

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さて、ガーデラのマウスピースの特徴は、ハイバッフルでその割にチェンバーがでかいということです。要するに入り口が狭くて中が急にひろくなる作りになっています。これにより反応の良さと音の太さを両立しています。写真左下側が現在使用中のレーザートリム版、右上がハンドメイド版です。写真だとわかりにくいですが、チェンバー内部が壁ぎりぎりまでがえぐってあります。

σ(^_^)もそんな頻繁にではないですが、他にもいろいろマウスピースを試しましたが、このようなハイバッフル・ラージチェンバーのタイプが自分一番合っているようです。オットリンク系のローバッフルですと、中低音が太いのはよいのですがイマイチ高音のレスポンスが悪い感じがしますし、デュコフ系のハイバッフル*+スモールチェンバーですと高音がキンキンして低音の太さが足りない感じがします。

ガーデラのもうひとつの特徴はサイドレールがものすごく薄いことです。これが反応の良さに貢献していると思います。ただし、リードを付ける時にちょっとでもずれていると全然まともに鳴らなくなります。リードをガチガチに止められるリガチャーが必要です(通はセルマーのメタル用を流用するようですが、σ(^_^)はWoodStone(イシモリ)を使ってます)。

最近の米国若手テナー奏者の間では、比較的狭めのハードラバーのマウスピースによるコントロールが利いたサウンドが主流になりつあると思いますが、σ(^_^)は流行関係なしにオープンなメタルでブリブリ吹きたいので、たまにガーデラ系のマウスピースで他にも良いのはないかと物色していました。イシモリオリジナルのメタルはガーデラのインスパイアぽいですが、ガーデラ系マウスピースの選択肢は結構少ないですね。

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そんな中でちょっと前から気になっていたのが英国のマウスピース職人Lawrie Waldron氏によるLAW Buzzer。ガーデラのMB2の改良版でガーデラと比較して高音が太いようです(参考サイト)。写真で見る限りサイドレールの細さにはかなり魅かれるものがあります。お値段は270ポンド(日本円で35,000円くらい)。試奏なしで買うのは怖いですがちょっと買う気になってました。

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でまた最近もうひとつ気になってきたのがちょっと前から巷で話題のTheo Wanne(テオ・ウォン)です(これも米国の著名なマウスピース職人による製品です)。基本的にはオットーリンクのビンテージの再現なのですが、Kaliというモデルがハイバッフル・ラージチェンバーでガーデラMB2系に相当します。その名もTrue Large Chamberという特許取得済の形状を採用しているようです。ガーデラよりももっと深くチェンバーをえぐっている感じでしょうか。この前、楽器屋に試奏しに行きましたが、お目当てのKaliは在庫がなくて、1段階ハイバッフルのDurgaというモデルと1段階ローバッフルのAmmaというモデルしかありませんでした。両方ともめちゃ音が太くてレスポンスも良かったのでKaliも相当期待できます。ただ、74,000円とちょっとお高い。ビンテージのマウスピースでもっと高いのはいっぱいありますけど、自分的にはちょっと勇気がいる感じです。試奏した時はすごくいい感じでも、買ってしばらく吹き続けてると何か違う、前の方がよかったとなるのは十分あり得ますしね。まあ、何かで臨時収入があったら買うかもしれません。

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2010年09月04日

動機付肺活量計を買ってみた

ちょっと前の記事で紹介した、サックスのための呼吸鍛錬に有効そうな「動機付け肺活量計」(incentive spirometer)、eBayで送料込みでも1000円ちょっとなので買ってみました。

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完全に医療機器です。裏に患者名と病室を書く欄があります。

さて使い方ですがホースをくわえて息を吸い、白いピストンが持ち上がる位置を量ります。勢いよく吸うとピストンが目盛り5000まですぐ行ってしまい測定になりません。ポイントは左にある黄色いフロートが中間くらいに浮かぶようにゆっくりと息を吸うことにあります。そうすると、私の場合、目盛り的には3000くらい(これが、身長170センチで50歳の男性の目標値です)になります。そもそも、この目盛りは空気の容量そのものの数字ではないですね(だったら、5000ccも入るのでとんでもない大きさになってしまいます)。フロートを中間くらいに浮かせた状態でゆっくり吸う場合の肺の能力を肺活量に換算した概算値ということのようです。

管楽器の場合は、あまり息をゆっくり吸うというシチュエーションがないのでこの器具はあまり役に立ちそうにない気がしてきました。これからもっと歳をとって呼吸器の能力が衰えないように維持していくという点では役立つかもしれませんが。σ(^_^)の場合は当分役に立つチャンスはないかなという気がします。まあ、1000円だったからいいや。

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2010年08月29日

寺久保エレナは本物だと思う

先日また高田馬場イントロのジャムセッションに行ったら、寺久保エレナさんが来ました。今話題の女子高生サックス。間近で聴きましたが、楽器もすごく鳴っているし、タンギングもめちゃ正確だし、フレーズもモダンですばらしかったです(下のYouTube動画は1年前のもので、これでも結構すごいですが、この時よりも一段とうまくなってます)。

美人女性サックス奏者というとルックス優先でプレイは微妙という人もいないわけではないですが(誰とは言いませんが)、寺久保さんは本物という感じがしました。まあ「現役女子高生」というブランドなしで、東京Jazzに出られるほどうまいかというとまあそーでもないとは思いますが、このまま経験を積んでいけば日本最強の女性ジャズ奏者になる可能性も十分あると思いマスタ。

ところで「現役女子高生サックス」というと、ちょっと前にYouTubeでセーラー服でNica's Dreamを吹いている映像を見たのを思い出して、ずいぶん短期間でスタイルが変わったなあと思っていましたが、それは中島あきはさんという全然別の人だったのでした。同時多発的にうまい女子高生サックスが出てくるのは何かあるのでしょうか?(スイングガールズ効果?)

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2010年08月24日

オルガンジャムセッション無事終了です

8/22の沼袋OrganJazz倶楽部でのジャムセッション、すみだジャズフェスなんかとも重なって集客が心配されましたが、Org×3、G×3、Ds×1、Volcal×1、聴く人×1でそこそこ盛り上がりました。これくらいの人数だと周りをあまり気にせず長くソロ取れていいですね。参加された皆様、どうもありがとうございました。次回は、10/24ですがσ(^_^)は海外出張とかぶってしまったため西川直人さんにお願いしました。よろしくお願いします。

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2010年08月18日

【お知らせ】今度の日曜日はオルガンジャムセッションです

今度の日曜日(8月22日)は、沼袋OrganJazz倶楽部で、恒例(偶数月第4日曜日)オルガン・ジャムセッションです。18時から22時頃まで、チャージ1500円+ミニマムワンドリンク、ホストはσ(^^)と日本人離れしたグルーブ感のナイスなドラム加藤哲子さんです。

状態最高の本物B-3を弾きまくれるチャンスです。他の楽器やボーカルの方も是非!!

前々回の様子がYouTubeにアップされてます。

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2010年08月09日

サックスのタンポの清掃方法について

メインで使っているキャノンボールのサックス、ちょっとキーのバランスが悪くなったので楽器屋に持って行って見てもらったらサイドキーのタンポの交換が必要ということで結構金がかかってしまいました(T_T)。まだ、1年ちょっとくらいしか使ってなかったのに。

なぜ、こんなにタンポがすぐダメになってしまったかというと、マウスピース深くわえ奏法をして以来、楽器内にものすごく唾が入るようになったのに、ろくにクリーニングをしてなかったということだと思います。吹いた後そのまんま楽器むき出してテーブルの上に置いてたりしたからなあ。

楽器の湿気を取ってタンポ(パッド)を長持ちさせることを目的とした用品としては例のパッド・セイバー(サックス内に刺しておく毛のついた棒)がありますが、どうも単に湿気を閉じ込めるだけであまり意味なし(かえって逆効果)という説が有力になっています(ネタ元はSax On The Webの掲示板)。

ということで吹いた後に、スワブ通して、かつ、タンポの水分を取るという地道な作業が必要ということになります(当たり前)。

タンポの水分取り用にサックス用のクリーニング・ペーパーが売ってますけど単なる吸水性が良い紙の割りには高いですし管楽器屋にいちいち買いにいくのもめんどくさいです。ちょっと代替品について考えてみました。

ティッシューだと吸水性が足りないですし、タンポに紙繊維が残りそうです。キッチンペーパーは吸水性の点でもコストの面でも良いのですが、持ち運びに難があります。ポケットティッシュみたいな入れ物にキッチンペーパーが入っている商品があるとよいのですが。

インク用の吸い取り紙は大きさ的にはよいのですが、最近はあんまり売ってないですよね。さらに、クリーニング・ペーパー並に高いです。

プロのサックスプレーヤーで1ドル札を使ってタンポの水分を取ってる人がいました。アメリカのプレーヤーみたいでかっこよいですが、これは、アメリカで生活していて常に財布の中に1ドル札が入っている前提でこそ意味があると思います。また、アメリカであれば水分取りに使った1ドル札をいずれ(何かの支払いに)使うわけですが、日本だと同じ1ドル札をずっとサックスの水分取りに使い続けることになるので衛生的にどんなもんかいなという気がします。また、日本の紙幣は吸水性不足だと思います。

ということで、タンポの水分取りのベスト・ソリューションとして、コーヒーフィルター(一番小さいの)をお勧めしたいと思います。吸水性もばっちりですし、大きさと固さも手頃で、楽器ケースのポケットにそのまま入れられます。どこでも売ってますし、100円ショップで買えばめちゃ安。しかも紙箱に入っているので保管や大量の携帯にも楽です。さらにコーヒーを入れる時にも使えます(笑)。

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一応追記しておくと、タンポに紙を挟んだ状態で紙をひっぱらないようにしてくださいね(あくまで挟んで水を吸い取らせるだけ)。これは、クリーニングペーパーの場合も同じです。

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2010年08月08日

黒フルートを買ってみた

普通、ジャズサックスを吹く人(特に、ビッグバンドやってる人)はフルートの持ち替えができて当然です。しかし、σ(^_^)はフルートほとんど吹けません。これも恥ずかしいので一念発起してフルート買っちゃいました。実は大昔にバザーで5000円くらいで買ったYAMAHAのYFL-221というフルートは持ってるのですが、もう相当に状態が悪く、リペアすると新品楽器が買えるくらいのコストがかかりそうだったので。

いわゆるステューデント・モデルであるYFL-221のちょい上のレベルでいろいろ探していたのですが、結局、ソナーレ(Sonare)というメーカーのシルエット(Shioulette)というモデルにしました。珍しいブラックニッケル仕上げです。フルートというと通常、銀メッキかニッケルメッキなので人と違うのが欲しかったのと、使用中のキャノンボールのテナーもブラックニッケルメッキ(ベルのみ)でおそろいぽくてこれまたかっこよいかなと思ったからであります。
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日本では売ってないモデルのようなので個人輸入してみました。クロサワが輸入してるソナーレの同等モデル(普通のニッケルメッキ)と比較しても、送料入れてもかなり安かったです(10万円チョイくらい)。

ところで、ソナーレというメーカーは超名門フルートメーカーのパウエル(軽く100万円はします)の関連会社で、パウエルのヘッドに台湾製の管体を付けた廉価盤フルートです。フルートの音色は大部分がヘッドで決まってしまうようなので、ヘッドだけぜいたくするのは理にかなっています。

実際吹いてみると、コルクが薄すぎてキーが干渉するところがあったりして、作り的にはYAMAHAの方がちゃんとしてる気もしました。あとネジの調整が全然されてませんでした。正規輸入品であれば代理店がで一度調整するのでこういうことはないと思います。音色については、σ(^_^)の腕でははっきり言ってよくわかりません(笑)。まあしばらく練習して、何とか人前で吹けるレベルまで持って行きたいと思います。フルートの練習はブレスサポートを鍛えるという点でサックスにも有効のようですし。

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2010年08月07日

アゴの長い人はサックスの音が良い?

サックス(テナー)でええ音やな〜とσ(^_^)が思うのは、エリック・アレキサンダー、ボブ・ミンツァー、ボブ・バーグ、ラルフ・ボーエンなど。太くてウォームなんだけど鋭さもあるサウンドが好みです。

さて、これらのσ(^_^)好みのサウンドのテナー奏者の写真(順に、アレキサンダー、ミンツァー、バーグ、ボーエン)を見るとみんなアゴが長いと思いませんか? alexander.jpgmintzer.jpg berg2.jpgbowen.jpg

山中良之さんによれば「米国人はアゴががっちりしているのでサックスの鳴りが良い。その点で日本人は不利」だそうなので、アゴの長さとサックスの音の良さには相関関係があるのかもしれません。

そういう意味で、サックスを吹く時に自分がアゴが長い人になったかのようなつもりで吹くと音質向上に貢献するかもしれません。アンブシュアを緩くして、喉を開くのにも有効だと思うので、最近ちょっと心がけています。

これに関連したもうひとつのイメージトレーニングとして、左手親指(要するにサムレスト)に息を当てるようなつもりで吹くというのを知りました(ネタ元は例によってSax On The Webの掲示板)です。これもアンブシュアの締めすぎを防ぐ上では有効な感じがします。

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2010年07月11日

オキシドールにリードを漬けてみた

リードの寿命を延ばすという触れ込みの薬剤リードライフが切れてしまったので、代わりに薬局でオキシドールを買ってみました。リードライフの有効成分は過酸化水素水、つまりオキシドールと同じだそうです。500ミリリットルで450円。リードライフの10分の1以下のお値段です。たいていの薬局にあると思いますが、通常の棚にはなくて、店の人に言うとレジの奥の棚から出してくれることが多いと思います(昔の裏本みたいですw)。
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コップにオキシドールを入れて(オキシドールは最初から3%に希釈されてるのでそのまま使います)、クタってきたリードを5分ほど漬けておくとものすごく泡が出てリードがきれいになり鳴りも良くなった気がします。リードライフと同じです。オキシドール自体は安いのでトライしてみる分には良いのではと思います(リードはよく水ですすいでから吹きましょう)。

古くなったリードの洗浄・復活方法として超音波洗浄機を使うというアイデアもあります。うちにもメガネ用の超音波洗浄機があるのでやってみても良いのですが、メガネを洗う器具で洗ったものを口に入れるのはちょっと抵抗がありますね(普段からメガネかけてる人はご存じと思いますがメガネって顔の脂などで結構汚いです)。かと言って、わざわざリード洗浄用に超音波洗浄機買うのもばかばかしい感じがします。

ところで、復活用ではなく普段からの保存用にリードを水に漬けっぱなしにする人もいますね。私もやってみたけどダメでした。水に漬けっぱなしだとリードの腰が完全になくなってプラスチックリードみたいなうすべったい音になってしまいます。また、衛生上の問題もあります。

水ではなくリステリン等のマウスウォッシュに漬けておくという方法もあるようです。こちらは、アルコールが入っているので衛生面はちょっとマシかもしれませんが、やはりリードの腰がなくなりそうなので試したことはありません。普段使ってるリードが堅すぎる人は、水に漬ける→腰がなくなる→鳴らしやすくなるということで「音が良くなった」と感じるのかもしれませんが、であれば、最初から1段柔らかいリードを使った方がよいと思います。リードは堅い方が偉いという思い込みで無理して堅いリード使うのは結局かみ癖がつくのでよろしくないと思います。

posted by kurikiyo at 17:39| Comment(0) | TrackBack(0) | ジャズサックス

2010年07月08日

ロサンジェルスB級グルメ巡り

6月に野暮用でロサンジェルス(LA)に行ってきました。そんなに時間がなかったのですが、市内でいろいろB級グルメを食べてきたのでご紹介します。ところで、LA市内は車がないと大変です。旅行で行く人はできるだけレンタカー借りましょう。

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まずは、LAだけじゃなくてカリフォルニアを中心にいろんなところにあるハンバーガーチェーン店のIn N Out。店構えはマクドナルドのパチモンみたいですが、実は全然ちゃんとしてます。オーダーが来てから作りますし、ポテトは冷凍なしで生から揚げたもの。ハンバーガーとポテトだけのシンプルなメニュー体系なんですが、いろいろ裏メニュー有り。パティもチーズも(金さえ払えば)いくらでも追加できます。無料のオプションでお勧めはアニマル・スタイル(何でこんな名前かわかりませんが、刻みタマネギ炒めのこと)とポテトのウェルダン(ちょと濃いめに揚げる)です。その他の裏メニューは、店のウェブサイトに載っています(全然、裏ちゃうんやん)。実は、σ(^^)は今回初めて食べましたが、すごくおいしかったです。

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ホットドッグの地元有名店PINKS。結構な行列です。壁には来店した芸能人のサイン入り写真が大量に。まあ観光地化していると言えなくもないですがおいしかったです。オニオンリングが意外とカラっと揚がっていておいしかった。私はルートビールを頼んで完全にアメリカ人化です。

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フローズンヨーグルトのチェーン店Pink Berry。ちょっとオプション料金を足すとトッピング乗せ放題。フルーツ系のトッピングがおいしいです。

なお、上記の店を全部いっぺんに回ったわけではありませんので念のため。

posted by kurikiyo at 21:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2010年07月05日

膵臓癌さわぎの顛末

ジャズには全然関係ないんですが、最近経験したことで他の方にも有用かもしれないことがありましたので書き残しておきます。サーチエンジン経由で見に来る人がいるかもしれませんし。なお、私は医療関係は素人なのでそのつもりで読んで下さい。

某病院Aで人間ドックを受けました(そこでドックを受けるのは初めて)。結果が帰ってきて、まあ普段通り「中性脂肪高めかな〜」みたいなつもりで見てたら「膵腫瘍マーカー異常値:要再検査」という結果が出ていて頭を撃ち抜かれたようなショックを受けました。

知識としては前から知っていましたが、膵臓癌というのは発見が困難な割に、進行がきわめて早く、予後が悪いので知られています。手術が可能なケースでも9割が死亡するそうです。再発時の平均余命は半年。神経が集中する場所なので結構痛いらしいです。Wikipediaによれば「癌の王様」と呼ばれているそうです(しかし無神経な表現だ)。作家の栗本薫(中島梓)さんとか男性デュオCLASSの津久井克行さんが亡くなったのも膵臓癌です(どちらも結構若い)。私も正直、膵臓癌でだけは死にたくないと常日頃から思っていました。

さて、私の血液検査では、エラスターゼ1という膵酵素の値が異常(正常値400くらいなのが800近く)になっていました。いろいろと調べると、エラスターゼ1は膵臓の消化酵素で膵炎になると血液中に出てきて数値が上がる、そして、膵臓癌の初期においても上がることあるそうで、膵臓癌の初期発見手段として有効であるそうです。要するに、エラスターゼ1が高いということは、膵臓癌か膵炎のどっちかの可能性がきわめて高いということですが、もし膵炎だとするならば油ぽい物を食べると腹痛がする、あるいは、油ぽい物が食べられなくなるなどの症状が出るはずですが、私の場合、まったくそういうことはありません(むしろ、油ぽいものはどんどん食べたい)。ということは膵臓癌の可能性が高いということではないですか!

早速病院Aの外来の予約を取って(2週間先と悠長なことを言われたので「膵臓癌のマーカーが上がっているので」と言ったら早くしてくれました、なんたって膵臓癌は数ヶ月のタイミングで手遅れになることもあるのです)。さすがに病院Aの外来の医者も膵臓癌の疑いが意味することはわかっているので、特急で再検査。だけど、結果は同じでした。エラスターゼ1だけが高い。なお、他の膵臓癌系の腫瘍マーカー(Dupan-2、CEA、CA19-9等)は全部正常値です(もしこれが異常値だったら死刑宣告です)。

で、この血液検査の結果が出る前にあることを思い出しました。今年の1月に大腸憩室炎で別の病院Bに入院した時に腹部CTを撮っていたことを。予約なしで病院Bに行ってその時のCTをもう一回見てもらいました。結果は異常なし。ただ、先ほど書いたように、初期膵臓癌は普通のCTではなかなか発見が困難だそうです。ということで、造影MRIをやってもらうことに。最初は2ヶ月先とか悠長なことを言われましたが、せかしたら専門検査機関で翌日の予約を取ってくれました。MRIの結果(結果が出るまでの1週間は長かった..)は異常なし。ただし、MRIでも出ないくらいの初期癌という可能性は否定できないと言われました。うーむ。

MRIの結果が出るまでの間、ネットでいろいろと調べていましたが、体質的にエラスターゼ1の擬陽性が出る人がいるらしいことがある医学論文に載っていました。一般的なRIAという測定方法ではなくLTIAというので測定すると擬陽性が出ないらしいです。その知識を元にLTIAで血液検査し直してくれとお願いに行きました。病院Aではお断り、病院Bはその方法で測定している業者をわざわざ探してくれて再検査。で、結果は・・・

正常\(^o^)/

というわけで、私の膵臓癌騒ぎも一段落したわけです。今でこそ安心していますが、結果が出るまでの間はいろいろと考えることもあって、遺書ぽいものもちょっと作ってみたりしたのでした。少なくとも当面は健康上の問題なく過ごせるということは何とも幸せであると感じています。あと、造影MRIはめちゃ高かった(自己負担3万円くらい)ですが、保険で検査できて一応異常なし(膵臓だけではなく他の臓器も)が判明したのでまあ結果オーライですかね。

自分で医学論文調べて医者に指示出すというのもまあ失礼な話ではありますが、その時は命がかかっていたのでしょうがありません。医者もすべての病気に関するあらゆる知識があるわけではないので、プロとして尊重することを前提にいろいろと意見は言ってみるべきではと思いました。

posted by kurikiyo at 18:18| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記

2010年07月04日

オルガンジャムセッション無事終了です

ちょっと報告が遅れましたが、先週の日曜日のジャムセッションはOrg×3、Ts×1、Tp×1、Tb×1、Ds×2、G×3、Vcl×1、リスナー×2、P×1と(珍しく)バランスの取れたメンバーで盛況でした。どうもありがとうございました。

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なお、YouTubeにも当日の様子がアップされています。

posted by kurikiyo at 10:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記