2010年06月25日

【お知らせ】今度の日曜日(6/27)はオルガンジャムセッションです。

ぎりぎりの告知になってしまいましたが、今度の日曜日(6月27日)は、沼袋OrganJazz倶楽部でオルガン・ジャムセッションです。18時から22時頃まで、チャージ1500円+ミニマムワンドリンク、ホストはσ(^^)と日本人離れしたグルーブ感のナイスなドラム加藤哲子さんです。

σ(^^)は実は今海外出張中でサンノゼに来ていて戻りは土曜日です。なので結構死んでいる可能性があります。オルガニストの人がたくさん来て代わりに弾いてくれるとうれしいんだけどな〜(ナンチャッテ)。他の楽器やボーカルの方も是非!!

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2010年05月17日

カウントは1-3で取るべきか2-4で取るべきか

ジャズの練習でメトロノームを使う時はテンポを半分にして2拍目と4拍目として感じて合わせるというのは半ば常識かと思います。デイブリーブマンの教則本にもそう書いてありますし、下記のパットメセニーによるメトロノームとの「デュオ」においても同様です。曲の頭でカウント出しするときも指パッチンは2-4でやるのが通常だと思います。もし、1-3でやったらみんな曲に入れないのではないでしょうか。また、ジャムセッションで初心者のドラムで手数が多い割りに2-4のフィールがない縦ノリの人が叩いたりすると、悲惨な演奏になることが多いです。

しかし、先日紹介したハルギャルパーのビデオでは1-3で取ることを推奨しています。これはどうなんでしょうか?「ジャズジャイアンツの昔のビデオを見ると1-3で取っていることが多い」とギャルパーがわざわざ言っているところを見ると、やはりちょっと常識に反した考え方ということかもしれません。

しかし、ギャルパーが言っているのはあくまでもソリストの話なので、リズム隊としては2-4で感じる、ソリストは1-3で感じるということでよいのかもしれません。ギャルパーは「弱強弱強」だろうが「強弱強弱」だろうがとにかくオートマチックにアクセントを付けるのをやめろ(あくまでもソリストの話)と言っていますので1-3で取ろうが2-4で取ろうがそんなに違いはないということかもしれません。

ただサックスのように純然たるソリストの場合はよいとしても、オルガンの場合はベースでバンド全体のビートを作り出すという使命がありますので、やはり2-4でのアクセントという要素は無視できないのではと思います。

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2010年05月10日

カルガモ見てきました

この前の日曜日に北沢川のカルガモ見学に行ってきました(毎年恒例にするはずだったが去年は行き忘れてた)。連休前に行った時はまだ生まれてなかったのですが(たぶん)もう結構大きくなってましたね。見てると心が洗われます。こんな都会のど真ん中にある自然を大切にしたいですね。今回はビデオカメラ持参で撮ってきましたのでその一部をどうぞ。

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2010年05月08日

【CDレビュー】ボブミンツァーの新譜CANYON COVE:ナイスです

テナーサックスとハモンドオルガンの両刀使いであるσ(^_^)(どっちも中途半端と言わないでね)にとっては一枚で二度おいしいボブミンツァーの新譜が出ました。ラリーゴールディングス+ピーターアースキンというかなり魅力的なメンツ。国内制作(ポニーキャニオン)なので国内盤しかありません。輸入盤の11ドル程度の値付けに慣れてしまうと2,500円という値付けが高く感じます。

内容的には申し分ありません。YouTubeに公式プロモ動画がアップされてます。ほぼ全編こんな感じのリラックスした演奏です(3曲ほどEWIが入ったアブストラクトな演奏が入っています)。マウスピースは希少品のフレディグレゴリーのハードラバー、リガチャーはたぶんオレガチャー(σ(^^)も大好き)、下唇はほとんど巻き込んでいないようです。

内容的にはかなり満足。ボブミンツァーはビッグバンドもいいけどこういう小規模コンボ構成で出してほしいですね。特に、こういうギターレスのオルガントリオ構成だとサックスもオルガンも遺憾なく実力を発揮できます。その意味ではクリスポッターにも是非サムヤヘルあたりとオルガントリオでやってもらいたいものです。

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2010年05月04日

もっと知られてほしいラルフボーエン

この前、もっと評価されて良いテナー奏者としてジョーファレル(Joe Farrell)を挙げましたが、他にも実力のわりに知名度がイマイチのサックス奏者としてラルフボーエン(Ralph Bowen)が挙げられると思います。オルガンにサムヤヘルが入った"SOUL PROPRIETOR"はσ(^^)の愛聴盤のひとつ。

初めてラルフボーエンの音を聴いた時はてっきりリンクのメタルかと思っていましたが、何とバンドレンのラバーだそうです。しかも結構狭め(そもそもバンドレンはオープニングが広いモデルがあまりありません)。その代わりリードは結構堅めでバンドレンJavaの4番だそうで、クラシック奏者みたいなセッティングです。YouTubeで見付けたミッシェルカミロのバンドの演奏の4分半ころからボーエンのすばらしいソロが聴けますがセッティングの印象とはまったく異なる音色です。やはりマウスピースやリード(そして楽器)は二義的で、結局、音は奏者で決まるのだという他はありませんね。

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2010年05月03日

勉強になります:ハルギャルパーのレッスン・ビデオ

YouTubeにピアニストのハル・ギャルパーのレッスン動画が載っています。ピアノに限らずジャズでアドリブソロを取るすべての楽器に関係すると思いますので、ここでご紹介します。

20分以上で結構長いのと当然英語なので重要なポイントを引用します。

「ソロイストはソロからできるだけ感情を排さなければならない。感情はバックに任せておけばよい」
「ソロをスイングさせたかったらスイングしようとしてはいけない」
「カウントは1粕目と3拍目で取ってハーフテンポで感じる」
「通常テンポの曲の8分音符をあたかもバラードにおける16分音符のように弾く」
「アーティキュレーションは自動的(無意識)であってはいけない。アーティキュレーションを完全に排した状態を維持した上で意識的に付加するものである」
「クラシックのトレーニングを積んだピアニストがジャズに転向するとジャズっぽく弾こうとして台無しになることがある。ピアノはピアノなのであってジャズピアノのテクニックなんてないと考えろ(これはちょっと極論かな?)」
「楽器のメカニズムで音をコントロールしようとしてはだめで、音自体が出音をコントロールするようでなければならない(自分の出音をよく聞けと言うことか?この辺哲学的でよくわかりません)」

要するにモダンジャズのソロはイーブンで跳ねないのが基本。そして、ビートは大きく取れというお話しだと思います。初心者の人で1拍ずつ忙しく足でリズム取っている人や無理にスイングしようとして「兎のダンス」になっちゃてる人はよくいますよね(おまえがそうだと言われそうですが(笑))。「バラードの16分のように弾け」というのはなかなか斬新なアドバイスだと思います。

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2010年04月27日

ファットリップは英語で何と言うか?

ちょっと前のエントリーで、アメリカ人はサックスのアンブシュアについて"fat lip"、"thin lip"とは言わないようだと書きましたが、Sax on the Webの掲示板の記事を見ていると、どうやらファットリップのことはリップアウトアンブシュア("lip-out embrochure")と言うらしいことがわかりました。この言い方の方がわかりやすいですね。まあ、どうでも良い知識ではありますが。

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2010年04月26日

オルガンジャム無事終了です

25日のジャムセッション。Dr×2、G×5、Ts×1、Ss×1、リスナー×5、Org×2と盛況でした。オルガンの一人は宇多慶記さんです。Ssとリスナーは終わり頃に来店したフランス人観光客の6人組。サックスの人は3週間の長い旅行なので、練習のために楽器持ってきたそうです。まあσ(^^)も長い海外出張だとサックス持って行きたくなることありますけどね(今度EWI持ってってみようかな)。このフランス人の方々、近所に宿泊しているのかと思ったらなんと宿は日吉だそうです。なぜ、日吉から沼袋に?

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次回は6月27日です。ボーカルの方もよろしくw

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2010年04月23日

やればできる子ジョーファレル

失礼なタイトルですみません。一般にジョーファレルというとチックコリアのバンドでやっていたフュージョン系のサックス奏者あるいはフルート奏者と思われているのではないでしょうか?だけど、ストレートなジャズをやるとコルトレーン直系ですばらしいプレイをします。エルビンジョーンズのリーダー盤Puttin' It Togetherにおけるプレイは何回聴いてもすばらしいです(なんとこのアルバム国内盤は廃盤!! 犯罪的です。) 。

ふとしたきっかけでYouTubeでジョーファレルがストレートなジャズをやっているビデオをいくつか見つけました。改めて聴くと大変すばらしいです。こういう風に吹きたいもんです。映像が粗くてよくわかりませんがラバーのマウスピースを結構シンリップで吹いてるように見えます。くわえる深さは平均的かな?

ジョーファレルって(少なくともストレートな4ビートジャズのミュージシャンとしては)かなり過小評価されている一人だと思います。フュージョン系かジャズ系かはっきりしない立ち位置もあったと思いますが、1986年に48歳の若さで亡くなってしまった点も大きいでしょう。大昔のスイングジャーナルか何かのインタビューで趣味はと聞かれ「酒とクスリと女だ」と答えていたのを覚えてます。破滅型の生活による死なのかと思っていましたが、死因は癌のようなのであんまり関係なかったかもしれません。いずれにせよ早死にが何とも惜しまれる人です。

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2010年04月20日

4/25はオルガンジャムセッションですよ

4/25は偶数月第4日曜日定例のオルガンジャムセッション@沼袋OrganJazz倶楽部です。ホストはいつものとおり私(Ts&Org)と加藤哲子さん(Ds)です。18時開始(22時頃まで)。チャージ1500円+ミニマムワンドリンク。

どの楽器も歓迎ですが、ベースの方はオルガンの左手ベース優先にしたいためちょっと回りが悪くなるかもしれません(なお、お店に置きベースはありません)。いつもボーカルが少なめなのでボーカルの方特に歓迎です。あと、シンリップとファットリップの違いが知りたい、私のExpand-a-Lungを試してみたいサックスの方も是非どうぞ(笑)。

2010年04月12日

シンリップ/ファットリップについて

サックスのアンブシュアーにおける重要なポイントにシンリップとファットリップがあります。簡単に言うとシンリップとは下唇を巻き込み、ファットリップはあまり巻き込まない方式です。何となく逆のような気がしますが、外から見たときに唇が薄く見えるのがシンリップ、厚く見えるのがファットリップということになります。

一般には、シンリップはクラシック向けのアンブシュアーで音程・音質が安定する。ファットリップはジャズ向けで豪快な音がするがコントロールが困難と言われています。どのプレイヤーがシンリップあるいはファットリップなのかという話ですが、元々唇が厚い人も薄い人もいますし、たまたまくわえなおした瞬間が写真になってたりすることもあるので、写真では判定しにくいです。

それでも、確実にシンリップと言えるのはジョンコルトレーンでしょう。たとえば、前々回のエントリーの写真を見るとわかりますが、元々唇が厚いことを考えるとかなり下唇を巻き込んでいます。コルトレーンのワンアンドオンリーとも言えるダークな音色の要因のひとつがシンリップにあるのではと思います。他にも、ウォーンマーシュ、スタンゲッツなどがシンリップと言われています。シンリップ方式の音色の傾向がわかるかと思います。

ジャズテナー奏者の多数派はファットリップです。たとえば、マイケルブレッカーですが、

この写真を見るとほとんど下唇を巻き込んでません。スティーブグロスマンも少なくともロリンズ系になってからはかなりのファットリップに見えます(初期はどんな感じだったのか興味があります)。

さてσ(^_^)はというとクラシックのクラリネットから始めたこともあり、シンリップになりがちな癖がありましたが、ジャズやり出してかなり初期にファットリップに矯正してもらいました(たぶん、大友義男さんにだったと思いますが忘れちゃいました。)

で、最近はさらにファットリップを推進しようと意識的にやっています。イメージとしてはいかりや長介のように下唇を突き出すくらいのつもりで吹いています。こうすると口の中でのリードの振動がほとんど抑制されなくなるのでますます鳴りが良くなってきます(ただし、コントロールはますます難しくなる)。また、極端なファットリップで吹くもうひとつのメリットとして、下の歯とリードの間にはさまる唇の肉が非常に薄くなるので、下の歯で噛もうと思っても痛くて噛めなくなるという点があると思います。結果的に非常にルースなアンブシュアで吹かざるを得なくなりますが、喉でちゃんとコントロールすれば無問題です。深くわえ+超ファットリップで自分の求める音にかなり近づいてきた気がします。もちろん、人によって口の形も求める音も違うのでこのやり方が万能というわけではないですが、サックス経験が長い方も短い方もいろいろトライしてみてはいかがでしょうか?

どころで、米国のサックスサイトSax on the Webの掲示板で"thin lip"、"fat lip"をキーワードで検索しても全然情報が出てきません(文字通り「唇が薄い・厚い」の情報しか出てきません)。どうもこの言い方は日本独自のようです。

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2010年04月08日

動機付け肺活量計(incentive spirometer)について

ちょっと前に書いた呼吸筋を鍛える器具Expand-a-Lungなかなかいい感じです。作りがちゃっちいわりに高いのではという話しは置いておいて、ある程度抵抗がある状態で息をゆっくり吐くという行為は、実際に楽器を吹く以外にはあまり経験できないと思いますので、楽器を吹けない時のコンディション作りに便利だと思います。

さて、またSaxOnTheWebの掲示板ネタになりますがこの手の呼吸筋を鍛える機器に加えて"incentive spirometer"(動機付け肺活量計)を勧める意見がありました。

"incentive spirometer"とは、肺の手術をした人やぜんそくを患っている人が肺活量を維持・向上できるようトレーニングするための機器です。

ちょっとあやしいルックスですが、右の管を加えて息を吸うと何cc吸ったかわかります。基本的には吸う息の量を測定する器具です。これでトレーニングすることで肺活量を増やせるわけです(ただ、上の写真のように4000ccまでしかないとσ(^^)には足りないかも)。eBayで検索すると10ドルくらいで買えるので買ってみても良いかなと思ってます。もし、買ったらまた当ブログで報告します。

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2010年04月04日

サックスを吹く時の姿勢について

前回のエントリーにhandoさんから吹く時の姿勢についてのコメントをいただきました。基本はリラックスなんですが最低限の緊張感は必要ですよね。自分も結構気をつけてやっていたのですが、長年の悪い癖がついてサックスをぶら下げるように吹きがちになっていたことが自分の演奏ビデオを見てわかりましたので、あわてて修正中です。

ポイントははサックスをぶら下げるのではなく右手親指で持ち上げること、および、胸をちょっと張って軽く脇を締める(オードリーの春日のようなイメージ(笑))ことかなと思います。ストラップをちょっと短めに調整するとこういう姿勢が取りやすいと思います。

YouTubeにあるジャズジャイアンツ(たとえばコルトレーン)の演奏動画を見ると良い姿勢のお手本がわかると思います。

この写真なんかいかにも良い音がしてそうに見えます。

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2010年04月01日

サックス奏法のマイ秘伝(2)

あまり引っ張ってもしょうがないので自分なりのマイサックス秘伝を書いてみます。他の人にも有効かどうかはわかりません。ジャズサックス奏者の読者の方いらっしゃいましたら、是非、他の「秘伝」もコメントに書いて下さいな。

1.高音に行くほど唇を緩め、低音に行くほど唇を締めよ
これは、確かデイブリーブマンの本に書いてあった話。正確に言うと高音でも低音でもほとんど同じアンブシュアで吹くべきなのですが、意識していないとどうしても高音で噛み過ぎ、低音でゆるゆるになりがちです(その方が音が出やすいから)。逆方向に意識することで癖が相殺されアンブシュアが均等になりピッチも正確になります。

2.高音に行くほど肩を下げよ
これもネタ元はたぶんリーブマンの本。これも1.と考え方は同じでほっておくと高音に行くほど肩が上がりがちになるのでそれを相殺して高音で力むのを防ぐのが目的です。ところで、リーブマンは自分の本ではさんざん「リラックスが最も重要」と言ってる割りには彼自身の演奏のビデオを見るとものすごく力んでるように見えます(笑)。まあそう見えるだけなのかもしれませんが。

3.思いっきり深くくわえよ
これは当ブログでも何回か触れてきた話。フィルバローンの教えにしたがってバイトプレートを越えて深くくわえて練習してきましたがはっきり言って効果絶大です。そんな深くくわるとめちゃくちゃな音になると思うでしょ?しかし、ある程度練習すると十分にコントロールできるようになります。浅くくわえていた時よりも表現力は増しました。ただし、前も書いたようにこれはかなり個人差がある要素だと思います。

4.サックスのアンブシュアは「横」ではなく「縦」のアンブシュア
これは、どこかのサックスの先生のブログに書いてあった話。σ(^_^)は最初クラシックのクラリネットから始めたので、唇は笑顔の時のように横に引くという意識が強かったですが、サックス(少なくともジャズサックス)の場合は横方向の力よりも縦方向の力を意識すべきだと思います。ジャズサックスの先生でも唇は横に引くと教えている人がいるみたいですが逆効果じゃないかなーと思います。と言いつつ、サンボーンみたいにかなり横向きの筋肉を使ってるぽいサックス奏者もいますけどね。

5.タンギングは舌を前後ではなく上下に動かすことを意識する
これは最近気がついたのですがかなり効果的です。タンギングが速くなりますし、ソフトなタンギングもやりやすくなります。これって、あんまりサックスの教則本には載ってない話ではないでしょうか(ひょっとしてジャズサックスだと常識なのかもしれませんけど)?

まあ、そんな感じで意識的に練習をしていると自分が求めている音にかなり近づいてきた気がしました。σ(^_^)はサックス30年近く吹いてきたわけですが、まだまだ成長期という感じです(笑)。

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サックス奏法のマイ秘伝(1)

突然ですがσ(^_^)もゴルフやってます(年数度回るくらい)。基本的に運動神経がないので、それをカバーするために練習ノート(別名、「秘伝書」)を付けていて、そこに練習で気づいたこととかを書き留めています。そういうのを続けていると自分にとって真に重要な「コツ」がまとまってきます。もとは本やネットで読んだ情報、インストラクターに教えてもらった情報、自分で発見した情報ですが、その中から自分に合致した数個のコツを押さえておくだけで、少なくとも破綻なくゴルフができるようになりました。自分の場合、以下のものが最も重要なコツ、いわば秘伝です。

  • 頭を動かさないのでなくアゴを動かさないというイメージで打つ
  • 体重を移動しようとしない(体重移動はあくまでも良いスイングの結果であり、意識してやるものではない)
  • ボールに当てようとせず、最後までクラブを振り切るたまたま途中にボールがあるイメージで
  • クラブの振り始めはまず真下に落とすイメージで
  • 打った後で体を沈めるようなイメージで(これは体を本当に沈めるのが目的ではなく伸び上がりがちになるのを相殺して防ぐの目的)

まあこういうのは人それぞれなので有効な人もそうでない人もいるでしょう。重要なのは自分に真にマッチした少数の秘伝を見つけ出すことです。さて、同じようなことがサックスにも言えると思います。σ(^_^)も5つの秘伝を意識するようになったからだいぶサウンドがナイスになってきたと思います。それについては次回ご紹介します(引っ張ります)。

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2010年03月31日

指を上げすぎないための工夫

先日、自分がサックス吹いているところをビデオに取ってみたら、指が必要以上に上がっているケースが多いのでちょっと参りました。高校時代にクラリネットを吹き始めた時から指を上げすぎない(理想的にはキーに付けたまま)と吹くように注意して練習していたつもりだったのですが、長年の間に悪い癖が付いてしまったようです。

どんな楽器でもちゃんと弾こうと思えば、指の動きを最小限にするのは重要です。特に、サックスの場合、サイドキーを使う時に指の無駄な動きが入りがちなので注意が必要です。ロックやブルースとかのサックスで指を大げさに動かしてる人もいますが、ジャズで高速フレーズをスムーズに吹く時には御法度です。と言いつつ、たとえば、大昔に見たジョージ・コールマンは結構激しく指を上げて速吹きしていましたが、これは例外的ケースでしょう。ちょっと前に触れたジョー・アラードの基本レッスンでも「指を持ち上げるのではなく、あたかもキーのバネで指が押し返されるようなイメージで吹く」と書いてあります。

指を上げすぎる癖を直す練習方法として、キーのパール部分に両面テープを貼って指がはがれないように練習するという荒技もありますが、そこまでしなくても良い方法があります(これも、Sax On The Webの掲示板で知りました)。

それは、右手も左手も小指をできるだけキーにぴったり付けた状態で吹くことです。小指だけを意識しておけば自然に他の指も上がり過ぎなくなります。お試しあれ。

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2010年03月30日

呼吸トレーニング器具を買ってみた

以前にアメリカの管楽器通販サイト(wwbw.com)で見つけた呼吸トレーニング器具Power Lungについて書きました。口にくわえて呼吸することで負荷がかかり呼吸筋を鍛えるという製品です。本来的にはスポーツ選手および呼吸器疾患者のリハビリ用ですが、管楽器のトレーニングにも有効のようです(SaxOnTheWebの掲示板でも使った人の評判はそれなりに良好です)。ただ、ちょっとお高い。米国でも1万円近くします(日本で買うと13,000円くらい)。たいして複雑な器具でもなさそうなのに。

ところが最近、Expand-a-Lungという類似品を見つけました。こちらはメーカーサイトからの直販で日本への送料込みで32ドル。これならダメ元でもいいかと思って買ってみました。だいたい2週間くらいで届きました。

現物は非常にチャッチイです(写真のマウスは大きさ比較用)。100円ショップに売っててもおかしくないくらい。てっきりMade in Chinaかと思いましたがMade in USAです。
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マウスピースをくわえて深呼吸すると息が細いところを通るので負荷がかかるというそれだけです。ダイヤルで負荷が調整できます。Power Lungの方は息の通り道がただ細くなっているだけではなくスプリングが入ってるようですがそれでどう違うのかはよくわかりません。なお、同様なPower Lungの類似品にPowerbreatheというのがありますが、こちらは息を吸う時にしか負荷がかからないので、スポーツ選手のトレーニングとしてはともかく管楽器の練習用としてはあまり効果がなさそうです。類似品を買う際には吸気・呼気の両方に負荷がかかることを確認することが重要です。

実際にこれで数回呼吸してからサックスを吹くとオーバーブロー気味になってちょっといい感じです。また、前も書きましたが管楽器奏者にとって年齢による息の衰えは大きな課題なので、これをちょっとでも防止するためには有効かもしれません。結構コンパクトなのでジャムセッションに持っていて自分の出番の前にやってみるのもよいかなと思いましたが、この製品の場合はプシューと結構な音がするのでちょっと恥ずかしいかもしれません。まあいずれにせよ、こんな物を店でくわえてる時点で恥ずかしいですが。トイレでやるという手もあるかもしれませんが、出番のたびごとにトイレに行くと何か変なことやってるんじゃないかとあらぬ疑いをかけられそうでこれまたちょっとイヤです。

追加:本来の使い方は吸う時も吐く時もこれを通して行なう(1回深呼吸したら口から外して普通の呼吸をする)のですが、サックス吹く時のように鼻から吸って口から吐くようにするとずっとくわえていることができます。これは良いトレーニングになるかも。サーキュラーブレスの練習にもなるかもしれません(自分は全然出来ませんが)。

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2010年03月28日

Joe Hendersonのフラジオ運指

David Valdezというカリフォルニア在住のサックス奏者/インストラクターのブログ、ジャズサックス奏者には貴重な情報が良く載るので定期的に見ています。英語気にならない方はお勧めです。

3月28日付けのエントリーではJoe Hendersonのフラジオ運指がHenderson自身の直筆画像で紹介されています。こりゃすごい。Gの運指で左中指+右人差指+右中指+右小指(Ebキー)というのは初めて見ましたが、実際吹いてみるとちょっとつまり気味ですが鳴ります。

σ(^_^)は通常Gのフラジオは、左手人差指+右薬指(F#キー)で出しています。音程も抜けも音が出る確率的にもベストなんですが、ちょっと運指が複雑になって他の音との連続が悪くなるのと、抜けすぎてフラジオぽい味が出ないのが難点です。また、F#キーがない楽器だと当然使えません。一番一般的なXキーを使った運指もつながりという点では難がありますし、何故か私はXキーのGが苦手なんですよね。楽器屋さんに聞きましたが、Xキーのフラジオの出やすさは楽器およびその調整により大きく変るようです。いずれにせよ、Hendersonの運指の方が音色的にも他のフラジオ音の運指のつながり的にも良さげな気もするので練習してみます。

Valdez氏のブログのその前のエントリーではSax On The Webの掲示板におけるJoe Allard(高名なサックス講師)によるサックスの吹き方の基本トレーニングが紹介されており、これまた参考になります。ただ、最初の1週間はリードだけで練習、その次の1週間はマウスピースだけで練習ととても普通の人がそのまま実行するのは耐えられないような気がします。

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2010年03月20日

思ったより全然良い感じのオットーリンク・ラバー

自分も長い(だけの)サックス・キャリアの中でも何回かマウスピースを変えてますが、基本的にはずっとメタルのハイバッフルを使ってました。要はデュコフとかガーデラの系統です。

今回、Olegのストラップを通販で買ったついでにどうせ送料払うならとオットーリンクのハードラバーの9*を買ってみました。何でこんな自分の趣味とまったく逆のマウスピースを買ったかというと、Sax on the Webの掲示板でフィル・バローンが「普段使っているのよりもラージチェンバーで開きが広いマウスピース(要するに息の量が必要なマウスピース)で練習しておいて、普段使用のマウスピースに戻すとオーバーブローの状態になりナイスな音質になる」と書いていたからです。ラージチェンバー、開きが広い、かつ、安い(練習用に高いの買うのはもったいない)という条件に合致するのがこのマウスピースだったわけです(7000円強くらい)。

ところが実際吹いてみると思ったより楽に吹けますし、反応も良いです。さすがに音量はガーデラより小さいですが、全然本番でもOKな気がしました。一般的には(ビンテージではない)通常のオットーリンク(特に、ハードラバー)は音がモコモコして現代ジャズには使いにくいというのが通説なのですが(だから、オットーリンク使ってるプロはほとんど高いビンテージを使っています)。

私も以前、日本のお店でオットーリンクのラバーの9番を試奏してみたことがありますが、その時もモコモコして全然使えないという印象でしたが、今回買ったのは全然違います。深くくわえるアンブシャーに変えたからか、リード(イシモリ2半)とのマッチングが良いのか、たまたま当たりをつかんだのかよくわかりませんが。

ハードラバー特有のダークな音色でメカニカルなフレーズをゴリゴリ吹いているとちょっと(なんちゃって)ジェリーバーガンジぽくてナイスです。しばらくこのセッティングでやってみるかもしれません。

追加:と言いつつ、タカマルさんのお店のジャムセッションに行った時に吹いてみたら、やっぱり鳴り切らない感じがイマイチでした(^_^;) リードとの相性もあるのかもしれませんが。何だかんだ言って自分的には今のところガーデラMBIIに勝る物はないようです。

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2010年03月19日

これは優れもの: Olegのストラップ

首に負担がかからないサックスストラップについて以前書きました。あまり大がかりなのはイヤなのでシンプルなタイプでSax on the Webの掲示板(英文)でも結構評判が良いOleg社(リガチャーで有名)のErgnomic Harnessというのを買ってみました。ニューヨークやボストンの楽器屋に行っても在庫がなかったので、米国の通販サイトWWBW(Woodwind&Brasswind)で買いました。日本でも売ってますが、送料入れてもアメリカから買った方が安いです。送料込みで8000円くらい(日本だと1万円くらい)。

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ちょっと写真がわかりにくいですが首にかける部分の後ろから伸びたベルトをズボンのベルト通しに止めて、そこでサックスの重さを支えます。さらに、首かけ部分の幅が広いので首にほとんど負担がかかりません。よくあるハーネスと違って楽器が体にくっついて動かしにくいということもありません。セットしてしまえば使い心地は通常のストラップと同じです。首に負担がかからないので長時間の練習も楽ですし、楽器の鳴りも良くなったと思います。

できれば楽器のフック部分はこういうプラスチック製よりもメタル製の単純なフック型の方が好みなのですが、まあこれは自分で取り替えることも可能かな。

問題点としては、まずズボンにベルト通しがついてないと使えません。またジーンズなら良いですが、スラックス着用の場合、ベルト通しに重さをかけて引っ張り続けるのはちょっと抵抗があります。このハーネスに似たタイプとしてフランス製のBG Yoke Bracesという製品があります(たぶん現在は製造中止)が、そっちはズボンに止める部分がサスペンダーの様な挟む作りになっているので汎用性が高そうです。しかし、Olegのストラップも実はズボンにつなぐベルトは取り外し可能なので、サスペンダーのベルトを買ってきてそこだけ取り替えることも可能かと思います。

あと、いずれにせよ、シャツをズボンの外に出していたり、ジャケット着用の時には使えないという問題がありますが、これはしょうがありません。練習専用に使うだけでも長時間の練習を可能にする点で十分価値があると思います(最近、σ(^_^)は首がツラくて練習が続かないケースが多くなってますし)。

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